雪。。。S. Colombano
Ringrazio quanti hanno partecipato al nostro concerto,
malgrado la neve!
また雪です!フェッラーラはこんなに雪の降るところだったかしら。。。
今年は既に4回目の雪になります。
そんな中、ボローニャ、コロンバーノ教会で行われたイヴェント“Si rivela”
(今まで知らなかったことを知ろう、という意味合いのイヴェントです。)
この教会以外にも、普段は入れない、パラッツォ、教会等、5カ所
を一般公開して、同時進行でイヴェントは開催されていました。
私は歌手として参加いたしました。
第二日目、昨夜から降り出した雪にもまけず訪れてくださった、
第一日目にまさる大勢のお客さんにみまもられながら無事に終了しました。
コロンバーノ教会ではマエストロ・タリアヴィーニ氏の膨大な古楽楽器コレクション
を常設する美術館が今年の6月から一般公開される予定なのですが、
(昨年のお話ではこの一月から公開、と伺っておりましたが…ふふ、イタリアですから)
それに先駆けての一部お披露目の機会となりました。
マエストロのコレクションの中から特にイタリアのチェンバロ製作者の作品、
16世紀から18世紀のものが今回は展示されていました。
その他にもスピネット、オルガン、フォルテピアノ等多数展示されていまいた。
私はシルヴェストロ・アルバーノと、フェッラーラ出身の
ジャン・バッティスタ・ジュスティ作のチェンバロ、そして他に
2つのチェンバロを使用し、シルヴィア・ランバルディさんの演奏で
フレスコバルディ、パスクィーニ等を歌いました。
それぞれの楽器で音色が違い、とても興味深い体験でした。
色々珍しい楽器がたくさんあり、ぜひブログに。。。と思っていたのですが、
写真を撮るのはなかなか難しいですね。
楽器の説明を聞いている間に、仲間の音楽に聞き惚れている間に、
ことごとくシャッターチャンスを逃してしまいました。
と言う訳で、旦那さんのとったコロンバーノ教会のオラトリオでの写真を一枚。
壁一面に見られるのは、近年修復された13世紀の壁画
「十字架上のキリスト、聖マリアとサンジョヴァンニ」の一部です。
使用チェンバロは、 パードレ・ファビオ・ダボローニャの17世紀の作品です。