ジャンルーカが企画、台本を書いた「ボローニャの伝統的なキャラクター、ナルチーゾ」無事に終了しました。あいにくの風雨となってしまいましたが、多数足を運んで下さったお客様に感謝!
この劇音楽は去年上演されたものの再演でしたが、独特の節回しのボローニャ方言で喋られる笑い話、ナルチーゾに扮するルチアーノさんのギロンダの奏でる音楽に、ジャンルーカのギターによる風刺の効いた歌、そしてお客さんの笑い声とが見事に融合し、とても楽しい空間を作り上げていました。
ピッコリーナさん、「パパは、おおきな、おおーきなおぼうしかぶってうたうの。」と数日前からこの日を楽しみにしていました。去年、シルクハットをかぶって、ギターを弾きながら歌っていたジャンルーカを覚えていたようです。ちょっとびっくり、良く覚えているのね、子供って。
去年、丁度上演日にイタリアへ滞在していたじいじとばあばと共に観劇したのも覚えていて、しきりに、「じいじとばあばは?」と質問するので、「今年は2人とも日本にいるんだよ。残念だね。」
…本当に良く覚えているんだなぁ。カンシン。

ナルチーゾのギロンダ、実に良い味をかもし出していました。

上演後、ナルチーゾについてのドキュメンタリー番組制作の録画もありました。
春の嵐と笑の嵐の午後の日曜日でした。