22日は、第三回国際ルネサンス宮廷ダンスコンクール"ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ"に、いつもお世話になっている、フェッラーラのレオーネ・サント・スピリト団の歌手兼ダンサー(というにはおこがましいほど少しだけのコレオグラフィーでしたが…)として参加しました。
ドメニコ・ダ・ピアチェンツァはエステ家宮廷で大活躍したダンサー、振付師のひとりです。
ポーランド、モデナ、マントヴァ等多くのルネサンスダンスグループが参加するなか、なんと我がサント・スピリト団が見事優勝を飾りました。
公演中、凄い集中力を感じていましたが、まさか優勝するとは思っておらず、優勝の報告に参加者全員大喜びでした😃
このコンクール、規定の10分間にルネサンスの宮廷ダンスを取り入れ、演技を交えてのプレゼンテーションをする、といったもので、各グループが趣向をまじえて宮廷の饗宴の一部を再現します。とても面白いコンクールでした。
私の今回の役所は、三人の女神の一人に扮した公爵夫人のお付きの貴婦人が、公爵夫人に歌を捧げ、エステ家で良く踊られていたバッサダンサを同じく女神に扮した他の貴婦人達に促す、という役所でした。
ただ歌うだけではなく、シェノグラフィーの一部を担うことはとても楽しいです。

素敵なルネサンス衣装も着ることができ、本当に楽しいコンクールでした。
こちらが優勝グループに贈呈された、フェッラーラ伝統の陶器です。淡い緑と黄色が使用されているのが特徴です。

最近ルネサンスダンスを習い始めたピッコリーナさん。いつか一緒に歌って踊る日が来るのかな😜