標高1500〜2000メートルで過ごした一週間。壮大な山々の表情にすっかり癒されて、再び、我が家のある、平野のフェッラーラへ戻って参りました。
うれしい事に、フェッラーラは余り暑くありません。
でも、きっと、フェッラーラ近郊の海にヴァカンスへいっている人は嘆いている事でしょう。7月だというのに全く夏らしい気候ではありません。
ドロミテ渓谷の区々は、それはそれは、もう、涼しいを通り越して、寒い、という程で、毎日セーターを着て過ごしていました。
7月後半は、もう少し暑くなってもらって、海に行きたい!!という気分を盛り上げていきたいところです☆
ドロミテ渓谷の良いところは、各地がきちんと整備されているところです。草原は草が刈られ、山道はきちんと整備され、なおかつ、自然はしっかりと保護されています。
なので、子供が遊べるところも沢山あります。
ピッコリーナさんは、それはそれは山の生活を楽しんでいました。
草の丘をころころと転げ回り、ハーブの匂いを満喫しました。池にいる白鳥の親子に毎日えさをあげに通い、山の斜面に放牧されて、おいしい草を食んでいる牛さんに近づき、小川に小石を投げ入れ、野花を摘み、森の匂いを胸一杯に、初めて見る様々な虫を観察し…夜は、聞いた事の無い鳥の声に耳を傾けながら、落っこちてきそうに大きく見える月を眺めました。
特に、転がる度に良い匂いのする草原が大変気に入ったようで、何度も、何度も、笑いながらころころ転がっていて、その様子は本当に面白くって、みんなで大笑いをしました。
ノンノに預けていったジージョさんとザンパさんをピックアップして、我が家はすっかり日常通り。
目に焼き付いている、壮大なドロミテ渓谷の景色を心に浮かべながら、明日からまたがんばろう!

私のノンノとののんびり夏休みも終了いたしました…。