今日、6月2日はイタリア共和国誕生記念日でイタリアは祝日です。
とってもいい天気でどこかへ出かけたいところですが、なんだか家族揃って少し風邪気味なので、お家でゆっくり過ごしています。
昨日はアッペンニン山脈にほど近い、チャーノ・ディ・ゾッカという街の教会で行われた合唱音楽祭に、私が参加しているグレゴリオ聖歌隊が参加する、という事で私も皆と一緒に歌ってきました。
去年も参加させて頂いたのですが、何しろ、この音楽祭の後に、参加者全員に振る舞われる夕食のおいしさは、今でも聖歌隊の中で語りぐさになっている程。
今年も張り切って歌い、おいしい夕食をたんまりと、山の爽やかな空気と共に頂いてきました。
しかし、6月にも入ったというのに、さすがに夜は冷え込み、セーターを着込まなければならない程でした。家族揃って参加していた私達はそこで風邪をもらった様です。
ピッコリーナさんは他の合唱団の両親と共にチャーノ・ディ・ゾッカへ来ていた、お兄さん、お姉さんにたっぷり遊んでもらって、本当に楽しそうでした。
教会に着くなり、付属の遊具を見つけて、夕方一杯遊んでいました。
そして夜はすっかり仲良くなったお兄ちゃん、お姉ちゃんと共に、走る、笑う、叫ぶ、もう本当に良く遊び、帰りの車の中ではぐっすり眠りについたのでした。
参加されていた合唱団の方々は、他にも仕事を持っている、いわゆるアマチュア合唱団でした。
彼らの、生き生きとした、楽しそうに歌う様子が、本当に新鮮で、良いパワーをお裾分けしてもらえました。
歌う事ってこんなに多くの人に幸せな気持ちを運んでくるんだな、と改めて思ったのでした。
彼らの歌は夕食中、ワインで喉を潤してからも続き、美しいチャーノの空の下で、爽やかなハーモニーに包まれてのおいしい食事となり本当に楽しい夕べでした。