今日はバレンタインデーですね♡
イタリアは日本のように、女性がチョコレートを送る、というよりは男性が女性に何かプレゼントをする、数多い一つの機会のようです。
といっても、イタリアではバレンタインデーにプレゼントを送る習慣は、最近はやって来た、まだ割に新しい習慣のようです。
街のショーウインドーにはいろいろとバレンタインに因んだ物が美しく飾られていて、思わず購買意欲をそそります。
先日、ボローニャの街を足早に歩いている際、文房具屋さんのショーウィンドーにふと目を留めました。色々なバレンタイン用カードが飾られていて、とてもステキだったのです。
色とりどりの様々なカードを眺めているうちに、ふと、一枚のカードが、私の目に留まりました。
思わず、お店に入って購入してしまいました。

1910年頃にイギリスに存在していたカードを再版したものだそうです。
とかく、ラブラブなカードが多い中で、なんとも少し憂いを持った顔でハートを縫う天使。
その表情と心を繕う、という設定がなんだか珍しかったのです。
カップルが長い期間一緒にいられる秘訣、というのは色々な楽しいことを共有するのも大事ですが、きっと、辛いことも共有して、一緒に解決法を探していく、ということも大事な作業の一つなのだと思っています。力になれない時は、そっと側で見守るのも大切なことなんだろうな。
このかわいい天使が静かにハートを繕うように、夫の、また家族の心を優しく見守っていけたらいいな、と思ったバレンタインデーでした。
このカードは、今日、私なりの言葉を添えてジャンルーカにプレゼントしました。
因にジャンルーカは私とピッコリーナさんにケーキをプレゼントしてくれました。
皆さんも大事な人との大切な絆を確かめられる日になりましたか?