今日はボローニャの音楽院、2年特別専門コースの締めくくり、ルネサンス・バロック声楽コース最終試験がありました。最近体調が悪かった上に、録音、色々な練習が重なり、れれれ(?)な日々を送っておりましたが、気分を入れ替え、アレッサンドロ・グランディ、ルイージ・ロッシ、ベルナルド・パスクイーニ等の作品を精一杯歌って試験に挑みました☆
結果、30点満点中30点満点+賞賛(+グローリア・バンディテッリ師匠の心にしみいるお言葉)をいただき、納得の行く最終試験となりました。
見守ってくださっていたみんなありがとう!
音楽院のコースを通して、“演奏をする”ということの原点を色々な角度から見直すことができ、また、色々な音楽仲間と知り合うことができ、とても有意義な2年間でした。
後は、2月に論文を提出するのみ…といってもこれが一番の大仕事なのでしょうが、とほほ。
でも来年の6月に、この論文の主題のCD録音が行われるはずなので、気合いを入れてがむばります♪
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ピッコリーナさんは、幼稚園通園2週間目を迎えて、少し、状況が見えて来たようで、一週間目の目新しい経験より、ママやパパと離れる淋しさの方に気がついてしまった様子。今週は朝、家を出るのが少し辛そうです。がんばれ!
ピッコリーナさんが生まれてから2年間、毎日、片時も離れることは、ほとんどなかったことを考えると、ピッコリーナさんが幼稚園に行っている時間は、私達に取って貴重な仕事をする時間、と共に、きっと、この2年間があっという間だったように、きっとピッコリーナさんは、更にあっという間に“じゃ、ママ、バイバイ”なんていいながらどこかに行ってしまうような気がして、その成長の早さに少し淋しさを覚えてしまったり…。
とにかく、社会の色々な現象に慣れる第一歩なので、彼女なりに楽しく過ごせる方法を見つけてもらいたいな、と思っています。外で色々な経験を積んでこそ、家族と共に過ごせる時間もきっと、更に大事にできるようになると思います。…といっても色々わかるようになるのはまだまだ先のことだとは思いますが。
私がもっと要領が良ければ、幼稚園に行かずに済むのかな、ピッコリーナさんと存分に一緒にいられるんだけどな、と思う反面、働くママとその子供達にとっては、幼稚園、保育園は本当に必要不可欠な社会制度なのだ、と再確認をしている日々です。
何はともあれ、しなやかにたくましく育ってください、ピッコリーナさん!いつでもママはそばで見守っているからね。

幼稚園からつれて来たヒョウさんと一緒に。明日はこのヒョウさんと一緒に登園しようね。