さてさて、来週の日本への旅立ちに向けて準備が始まりました。
今回の私達の一番の悩みどころはジージョさん。
ジージョさんは、去年9月、我が家へやって来た時に、既に病気を患っていたようなのですが、元の飼い主に“見捨てられた”ショックも拍車をかけ、重傷の肝障害へ陥り、命を落とす危機に陥ってしまったほど、繊細なオス猫です。
すっかり私達との生活にもなれ、ザンパをお姉さんとしたい、のんびりライフを満喫していますが、さて、今回の私達の3週間日本滞在の間どうするか、が悩みの種でした。
色々考えた結果、家にもしょっちゅう遊びにくる、ノンノ・ロリアーノのお家にザンパと一緒に連れて行くことにしました。
ザンパは、毎年、私達が旅行をする度に、ノンノのお家にお泊まりをするのは慣れっこ。
ジージョは、お姉さんザンパと一緒なら、急な環境の変化でも少しは落ち着くのでは?既にノンノとは顔見知りだし、きっとそんなに淋しくはないはず。。。
暫し、ノンノとヴァカンスよ。ピッコリーナさんのおもりから解放されるわ。
しかし、念をいれて、まず、本当に大丈夫かどうか、ためしてみよう、ということで先週からノンノの家へ二匹をお泊まりに連れて行きました。もし、この方法がだめなら、二匹とも家において、毎日誰かに来てもらうしかなさそうです。
このお試しお泊まりを始めてから、私達は、毎日一度はノンノの家へ二匹の様子を見にいっていたのですが、すぐに我が家のようにのっしのっしと歩いているザンパさんは良しとして、繊細なジージョさん、本棚の後ろへ隠れたまま、でてきてくれません。
既に顔見知りのノンノの家でも、環境が変わるとやはり、繊細なジージョさんは、おどおど、どきどき、もう本当に「どうしよう、どうしよう。」という顔で本棚の後ろ、壁際の隙間へと安心できる場所を探してうろうろ。あまりの動揺ぶりに、私達はノンノの家で何度か食事を一緒にすることに。
三日目の夕食時、そろり、そろりとキッチンへ現れてきたジージョ。早速、ノンノの手から夕食のお裾分けをもらって少し落ち着いたようです。
これを機に、私達がいなくても、ノンノの側へ一人でえさをおねだりに行くことができるようになりました。
やれやれ、我々もこれで一安心です。
なんだか、まだ、心もとないのですが…。
二匹がいなくなって我が家は少しガランとしています。特に夜は、暑いにも関わらず、ジージョは必ず私達のベットで寝ていたので、私達も少し淋しいです。
もうすぐ出発です。
久しぶりの日本滞在なので、私達もうきうきしています。
日本のみなさん、会えるのを楽しみにしています♪