やっと春が来たね、等と言っていたら、一気に夏のような強い日差しがまぶしいフェッラーラです。
海に出かけた友人もちらほら。さすがに泳ぐためではなく、おいしいお魚をまぶしい海を眺めながらいただいてきたようですが、余りにも、寒く長い冬だったので、みな一気に行動的になったようです。
私達も、先週の日曜日はステッラータにピクニックに出かけました。
ポー川の“右の堤”をたどっていくとフェッラーラから車で約30分程のところに、ステッラータ市の砦が見えてきます。ポー川の両隄は海に向かって“ポー川の右の隄”“ポー川の左の隄”と呼ばれているのです。
このステッラータの砦は11世紀頃に建てられ、13世紀にはニコロ・デステの命によって手が加えられ、また1521年の改築で今残る星形の砦の形となったそうです。
ステッラータという名前の由来は砦の形が星(イタリア語でステッラ)形のようだから、とも言われています。残念ながら砦は昨年のエミリア・ロマーニャ地方大地震によって被害を受け、修復待ちの状態です。
ステッラータの砦の横にある広場でのんびりピクニックをし、やはり子供連れで訪れていた家族とお話ししたり、のんびりと日光浴を楽しみました。
丁度ステッラータのメルカート(市)が開かれていたのでステッラータ市は大勢の人で賑わっていました。
私達もぶらぶらとメルカートを探索し、その後友人達と合流し、地元のアグリトゥーリズモが経営しているバールでリンゴのフリッテッレ(リンゴ入りのドーナツのようなもの)と地元のワイン等に舌鼓を打ちました。
色々と友人とのイヴェントも太陽の日差しと共にクレッシェンドしそうです♪

先週はまだ毛糸の帽子をかぶっていたのに…

日曜日にはコットンの帽子になりました☆