今期の年末年始期間のパーティーで、ナンネッティ家ではやったもの…それは
ダッテリ(ナツメヤシの実)にクルミを挟んだもの
乾燥ダッテリでクルミをサンドすると、とっても甘いドルチェに、フレッシュなダッテリでサンドすると、爽やかなアンティパストとしても、さっぱりとしたドルチェとしても、スプマンテ、シャンパン、共に相性が良く、こってりした料理が多いこの期間、来客にも人気でしたよ♪
明日は御公現祭(イタリア語ではエプィファニーア)ブェファーナの日です。魔女、老女(ブェファーナ)が、良い子の元には素敵なプレゼントを、悪い子には炭を、子供が用意した靴下の中に残していく、という言い伝えがあるお祭りです。明日を最後に、クリスマスの飾り付け等は取り外されます。炭、といっても炭の形をしたキャンディーが売られていたりして、炭をプレゼントされてもあまり残念な事はなさそうです。
明日、フェッラーラの街の中心の広場ではブェファーナを燃やすお祭りがあるようです。老女(ブェファーナ)、つまり古いものを燃やして新しい年を迎えましょう、という意味合いをもつ行事だそうですよ。
ピッコリーナさんの元には素敵なプレゼントが届くかな?それとも…?
そしてこのクリスマス期間中、日本から送ってもらったスコットランド柄のフリースを着て、“コテキーナ・スコッツェーゼ”、スコットランドのコテキーナ(コテキーナはエミリアロマーニャ州特産の豚肉、皮、油を混ぜて作られたソーセ−ジ。サラマ・ダ・スーゴに並び、クリスマス、年末年始には欠かせない食材です。)の異名を欲しいがままにしていたピッコリーナさんでした。