12月のなりました。
今日は久しぶりにジージョさんの登場です。
彼は、20日程前に獣医さんに「今週末が峠です。覚悟をしてください。すぐに手術をした方がいいと思うけど、彼の肝臓の状態だと、麻酔注射が命取りになる可能性もあります。」と言われました。
私達は目の前がクラクラとしながら、必死に獣医さんの話しを聞いていました。
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彼は9月20日に、前の飼い主さんが、我が家へつれていらしたのだけど、一ヶ月後に、相当重度の肝臓機能障害とかなり長い期間いた、と思われる寄生虫が発見されました。獣医さんの意見を聞いてみたところ、この状態から推測すると、家へやってくる前から、既に何かしらの体の異変はあったように思われるので、また、「とても大事にしていた猫」だとおっしゃっていたので、余りのこの突然の危篤状態に、いてもたってもいられずに早速、飼い主さんに連絡を取ってみたものの…連絡なし。
知っている人なのでまさか…と思っていたので、とても残念な思いも重なり、本当に辛い日々を過ごしました。
とにもかくにも、病気発見後、獣医さんの指導のもと、肝臓機能障害用の薬を投与、点滴を開始したのでした。この時点では、きっと、薬を投与し続ければ良くなるに違いない、と私達も獣医さんも信じていたのでした。
しかし治療を開始して暫くしてから、様態が悪化したため、獣医さんの上記の言葉に至ったわけです。
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獣医さんに、投薬が大変なら入院もできる、と言われたのですが、恐がりなジージョを、しかも死の危機にあるジージョを一人、いや一匹、慣れない場所においておくのはどうしても納得がいかず、家につれてい帰り、逃げ回るジージョを捕まえて、点滴、抗生物質、肝臓機能障害ようの薬の投与、全く食事ができないので、ペットの肝臓病用のえさをお湯で溶いて根気よく口の中へ入れる、という作業を黙々と毎日続けてきました。
その甲斐があったのか、私達の必死さがジージョに伝わったのか、なんとか危険な週末を乗り越え、それでもいつ、危険な状況へ陥るかわからない、不安な状態の中、更に毎日点滴を続け、一日おきの抗生物質に肝臓の薬、そして、根気よくえさを口に運び続けました。本当に辛くて、辛くて、何度も泣きそうになりながら、手術をするべきなのか、でも麻酔で死んでしまったら…と答えが出せない中、日にちが経っていきました。
ところが、2、3日前から、徐々にジージョが自分でえさを食べ始めたのです!!!!
まだまだ投薬中ですが、がりがりにやせてしまったジージョがえさを食べる様子を、ほっとしながら、まだ半信半疑のまま眺めています。
獣医さんには「奇跡的な帰還だね〜。」と言われているジージョ。このまま、更に一杯食べて、元気になってほしいな、と願うばかりです。
早く、本格的に治るといいね、ジージョ。

ザンパさんと一緒にくつろぐジージョさん。