11月10日、第一回目のルネサンス・ダンス講習会、無事に終了しました。
本当に、大勢の方が参加してくださって、大変にぎやかな講習会となりました。
第二回は11月24日、16世紀のエステ家宮廷のダンス、音楽を中心にお届けします。

いつ見ても素敵なロメイ邸

内部には地震の爪痕が残ります。

歌って、奏でて‥…

踊る参加者のみなさん。
15世紀の宮廷で最も良く踊られていたダンスの一つはバッサダンツァです。
そのバッサダンツァの基本は“優雅に波のように”動く事が基本です。
裾の長いドレスを優雅に揺らし、まるでそよ吹く風のように、緩やかに波打つ水面のように、ステップを踏みながら、公爵夫人達は各々のご自慢のドレス、最新の髪型、優雅並身のこなしを披露していたのです。
講習の行われたロメイ邸の“貴賓の間”は来客を招いた際に音楽、ダンス等を催す目的で建築されました。踊る参加者の方々をみながら、みんながルネサンス時代のドレスを着たら、まるで、当時の様子を再現しているみたい、等と思いながら歌を歌っていたのでした。
次回はイタリアのマドリガーレ、特にフェッラーラのコンチェルト・デッレ・ダーメの音楽にも触れる予定です。お楽しみに!