朝晩の冷え込みが随分と進みました。
こう冷え込んでくると、懐かしくなってくるのが煮込み料理です。
そういう事で、試してみました、トリッパ!
トリッパは牛、又は子牛の胃袋です。一癖あるお味ですが、じっくり煮込んだトリッパは、ほっこりまったりと秋、冬の食卓を盛り上げてくれますよ。
トリッパは、北イタリア、トスカーナを中心に食される、イタリアの代表的な煮込み料理の一つです。
時間はかかりますが、とっても簡単ですよ。
まず、トリッパは酢とお水を合わせたものに10分程付け込み、独特の臭みをとり除いてから、良ーく洗い流します。
セロリ、タマネギ、人参、少々のニンニクを全て細かいみじん切りにして、全て少し深めのお鍋に入れ、オリーブオイルで軽く炒めます。
そこに良く洗ったトリッパを加え、別鍋で暖めておいたお肉のブイヨンを少しずつ、少しずつ足しながら1時間以上じっくりコトコト煮込みます。調理時間中頃に、凝縮トマトを加え、ほんのり赤い色をつけます。ローリエの葉を入れるのもお忘れなく。お好みの塩加減で味を整えます。
そしてひたすら、ブイヨンを足し、コトコト…。
トリッパが十分に柔らかくなったら出来上がり♪

濃厚な赤ワインが恋しくなる秋。時間をかけてゆっくり煮込んだトリッパと共に…うーん、しあわせ♡