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おいしいクリスマス
今日はクリスマスでしたね。
今年のナンネッティ家は24日のクリスマスイヴは親しい友人と、25日、26日は家族、親族と共に過ごすことになっています。
イタリアでは私達と同じように、25日、26日を家族、親族と過ごす家庭が多いようです。

クリスマスの日のプランツォ(昼食)は、フェッラーラの大抵の家庭がクリスマスの機会に食する、カッペッレッティ・アル・ブロードです。去年のようにロリアーノお父さん作のカッペッレッティ・アル・ブロードをおいしくいただきました。
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          エステ家(フェッラーラ)サイズは、ブロードをいただく時
         スプーンに丁度一つのカッペッレッティが収まるサイズです。

このカッペッレッティ、地域によって大きさが異なり、ボローニャではフェッラーラよりも小さいサイズでトルテッリーニと呼ばれています。

そして、セコンドでは、これまたフェッラーラのクリスマス料理定番の一皿、サラーマ・ダ・スーゴをいただきました。今年はエドアルドお兄さんが8時間かけてゆっくり、ゆっくりお鍋で茹で上げたものです。
おいしいクリスマス_a0169172_750159.jpg
サラーマ・ダ・スーゴ(ソースのサラミ)の名の通り、サラミの皮を取ると溢れ出る赤いソース!
サラーマ・ダ・スーゴはこのブログでも何度かご紹介しましたが、とにかく独特のパンチの効いたお味です。また栄養満点なフェッラーラの特産サラミとして知られていて、一かけらで1キロくらい走れてしまいそうな(?)いきおいです。写真のように、スプーンで取り分けて、じゃがいものピューレと一緒にいただきます。
今回いただいた物は1年半かけて熟成された物で、たっぷりとソースが含まれた極上のサラーマでした。しかも通常の物よりかなり多くの肝臓が使われているようで、ほんのりと苦みも利いていて、なんともおいしかったです。
とっても味が濃いので、やはりエミリア・ロマーニャの特産ワイン、発砲赤ワイン、ランブルスコととっても相性がいいですよ。

そしてデザートはエドアルドお兄さんとロリアーノお父さん共作のズッパ・イングレーゼ!
おいしいクリスマス_a0169172_7591292.jpg
        リキュール、アルケメスとアウルムにたっぷり浸されています。

このデザート、ズッパ・イングレーゼはトリーフレと呼ばれていたイギリスのケーキがそのオリジナルとも言われています。イギリスと取引のあった商人、外交官がロンドンで食したトリーフレを気に入り、1500年代のエステ家で再現させた際、イギリスから伝わったケーキなのでズッパ・イングレーゼと呼ばれるようになったとか。
しかし公式な資料があるわけではないので、その誕生にはいくつかの説があります。
このケーキの特徴としては、アルケメス(赤いリキュール)とロゾーリオ(バラの花びらのリキュール)、又はアウルム(オレンジのリキュール)がたっぷり浸された、柔らかいスポンジケーキの間に、カスタードクリームとチョコレートクリームが挟まれています。
アルケメスリキュールは、昔、カイガラムシの赤色を使用して製造されていたそうで、ルネサンス時代にはすでに存在していたリキュールだそうですよ。

その土地、その土地に少しずつ変化をしながら脈々と引き継がれて来た味を味わうのは、とても幸せなことですね。何よりも、家族揃ってゆっくり食事をする幸せ。
今年もよいクリスマスが迎えられることを心から感謝します。
by concordanze | 2011-12-26 08:07 | Vita quotidiana 生活

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