ベルルスコーニ首相退陣!がやっと実現した土曜日の夜。
これでイタリアの政治が変わるきっかけになるといいのだけど…と切に切に願います!!
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天気のよい土曜日、お友達のインガ、ニコーラ夫妻のお家にお邪魔してきました。
彼らのお家には広ーいお庭があって、「銀杏が黄色く紅葉していてるから、遊びに来て。」と誘ってくださったのです。インガはリトアニア人、イタリアで通訳として活躍しています。ニコーラはフェッラーラ出身のピアニスト&作曲家です。
インガはリトアニアのお料理を披露してくれました。

リトアニアの黒パン。蜂蜜と野生のフェンネルの種が入っているのが特徴です。
お料理の写真はこれだけ…後はお話が盛り上がって写真を撮り忘れました。
アンティパストには鳥の肝臓を甘辛く味付けしたもの、そして、セコンドのお肉には、なんと酸味の強いクランベリージャムを付けていただきました。そういえば、スウェーデンでは肉団子にジャムを合わせて食べるんですよね。
昼食の後は音楽を聴いたり、写真をみたり、ピアノを弾いて遊んだり。
庭の銀杏がひらひら舞い降りるのを眺めながらゆったりとおしゃべりをしながら過ごしました。

銀杏の下でみんなでパチリ。
インガのお家には既にいくつかのクリスマスオーナメントが出されていました。私が一番気に入ったのはこちら。

藁でできたクリスマスオーナメント
藁の自然な黄金色が優しく輝いて、なんとも温かい、手作りの味わいが素敵でした。リトアニアでは、寒い冬の間にこういったオーナメントを温かい家の中で手作りするそうです。少し日本のしめ縄を思い出しました。

お土産にお庭で熟したザクロと、木製のトングをいただきました。この木製トング、リトアニアで一般的にお料理をするのに使用するトングなのですが、すごくシンプルで、木を切った角度を利用してバネのような動きができる仕組みになっています。インガが料理に使っているのをみて、「かわいい〜。すっごくステキ〜!」を連発していたら、丁度リトアニアから新しいのを持って来たから、といってプレゼントしてくれたのです。お料理に大活躍しそうです♪