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旧友からの便り
小学生時代の友人からふとメールが届いた。
何度か私は“彼女のアドレス”だと思い込んでいたところにメールを出していたのですが、
返事が無かったので、忙しいのかな?ぐらいに思っていたのですが、
どうやら、単にアドレスを間違えていたことが判明…。

彼女は現在東京に居を構え二人の子供の母親です。
彼女のメールには、今日の新聞一面に震災被害でなくなった方のお名前が一挙に全部公開されたこと、それを見て涙があふれたこと、そしてまだこの倍以上の方の安否が確認されていないことに言葉がないこと、が記されていました。そして彼女自身は“今はただこの日常をいかに日常として生活するかを念頭においています。”と現状について語っています。

今日のフェッラーラは5月末のような陽気に包まれ、新緑が爽やかな1日でした。
コーヒーをゆっくり入れて、のんびり朝食、家族を招いて昼食をとり、ゆっくり語らい、笑い…。
そんな平和な日曜日のすぐ近くに、日本を心配する心がいつもあります。

この地震は日本人のあり方を大きく変えてしまう悲劇である、改めてそんな事を思いました。
日本人のみではなく、先進国全ての人々が心の中で色々と考えている。
嘆きや不安は表現され尽くされたことでしょう。
色々な人が、色々なことを考え、色々な方法で、乗り越え方を模索していくでしょう。
でも祈らずにはいられません。
今はこの混沌とした状態から1日でも早く抜けられますように。

震災被害で亡くなられた方に心から祈りを捧げ、安否の確認されていない方が一人でも多く、1日も早く家族、友人、大切な人のもとへ戻れますように。

そして日本で生活している人々が早く原発の不安から脱却できますように。

今日1日をありがとう。明日を享受する喜びを胸に、眠りにつくことはなんと幸せなことでしょう。
旧友からの便り_a0169172_18232513.jpg

彼女は何も知らないけれど、私が不安そうにしていると、やはり彼女も不安そうに私の周りをうろうろします。家族ってそういうものなんだよね。
by concordanze | 2011-04-11 03:23 | Vita quotidiana 生活

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