東京に住む弟夫婦のもとにかわいい赤ちゃんが誕生!早速送られてきた写真を眺めながら、思わず笑顔がほころびます。
弟がお父さんに…なんとも感慨深いものがあります。
そんなこんなで色々考え事をしていたら、ふと思い出したのがガンブラーガのサン・ジョルジョ教会。

フェッラーラからほど近い街、ガンブラーガ(Gambulaga)にどっしりと構えるサン・ジョルジョ教会。この教会は「お腹のふっくらしたマドンナが手を広げているようだ」として、その教会正面のまあるいフォルムが皆に親しまれています。
この教会は、フェッラーラの建築家、アントニオ・フォスキーニ(Antonio Foschini)によって1767年に建築されました。
フォスキーニはフェッラーラの劇場を建築したことでも知られています。

この教会を見上げるとなんとも心地の良い、優しい気分になれるのです。
なぜこの教会を思い出したかといいますと、実は、かくいう私も、もうすぐ六ヶ月に届こうか、という状況で、かなりお腹がふっくらしてきたのです。弟の赤ちゃんの写真を見ながら、自分のお腹を眺めていて、なんだかガンブラーガの教会をふと思い出した、というわけです。
ジャンルーカは私のお腹をなでながら、パスクワ(復活祭)の卵を持ってるみたい、今年は買わなくてもいいね、なんていっていますが‥…。
もぞもぞと動き始めた自分のお腹を毎日感じながら、いつもの年より、更に力強い春の息吹を感じます。