よーし、スイカを買おう!今宵はスイカ祭りだ!
…と思い立ったのは既に夜9時過ぎ。
フェッラーラには一つだけ夜9時半まで開いているスーパーがあります。
急いでGo!
いそいそと果物コーナーへ行くと、スイカの入った大きなコンテナの前に身を屈めて
次から次へとスイカをたたいては耳を近づける、怪しい人影発見。
私たちも直ちに作戦開始。
ペチ、ペチ。「うーん、これはまだ早い。」
ポッ、ポッ。「ふーむ。」
ぽん、ぽん。「おー。」
ポン、ポン。「ふむ、ふむ。」
ボン、ボン。「これは、熟れ過ぎ。」
ぽぅん、ぽぅん「‥…。」
「もう一回たたいてみようよ。」
良く音を聞き分けようと眉間にしわを寄せたまま、ふと顔を上げると、先ほどの怪しげな人の、これまた、ものすごーく真剣な顔に遭遇。
なんと友人のドイツ人でした。あはは。
彼もどうやらスイカを買うつもりで来たらしく、スイカを運ぶ用のマイバック(彼の家ではスイカを買う場合に使用するスーパー用のカバン、があるらしい。)を持参です。
「やっぱりスイカはこうやって買うよね〜。世界共通だよね。」
等と言いながらひとしきりみんなでスイカのパーカッションを楽しんだ後、
それぞれのお気に入りを発見。
私たちは「ぽぅん、ぽぅん」のスイカを選びました。
しかしこちらのスイカ、大きいです。だいたい12キロ〜というサイズ。
最近は小さな物も出回っていますが、やはり夏だ!スイカだ!と言えば
この大きなスイカでしょう!
というわけで戦闘開始です‥…。
甘ーい匂いがしています!