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ミッレチェント
我が家の車は、今では既にアンティークカーの域に達する、フィアット・ミッレチェントRです。この車は1666年から69年に生産されていた、フィアットの50年代から60年代にかけての中型車の代表格です。アンティーク車協会にも登録されています。
さすがに遠出をするのには使用しませんが、街の中のお出かけには大活躍です。
ピッコリーナさんは、プーという何とも古めかしいクラクションがお気に入りです。
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わたしも、ぶるんぶるんという、大げさなエンジン音が好きで、この車で出かけると、なんだかゆったりとした気分になります。

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私はこちらで免許の書き換えをし、書類上ではイタリアでも車を運転できるのですが、なかなか勇気がでず、未だに運転経験ゼロです。しかし、こちらの学校事情(両親、又は両親に任命された人が毎日子供を送り迎えする。)、ピッコリーナさんの成長(こちらの親は、子供が遊びにいく時、帰宅するときの送り迎えをします。)等を考えると、そろそろ、重い腰を上げて、実践の時を迎えたようです。
そんな事を考えていた矢先、今年の誕生日プレゼントに、エドアルドがプレゼントしてくれた物が、なんと、「自動車学校5時間券」。あまりにもタイミングのよいプレゼントに思わず苦笑い。
エドアルドもわかっているのです、車を運転する必要性。
ということで、8月からいよいよ自動車学校に通います。
イタリアは右側通行ですし、運転マナーの悪い人多いですし。。。5時間で感が戻ると良いけど。。。がんばります。
ミッレチェントは運転するにはひとクセある車なので、教習終了後、暫くはノンノの普通車を借りようかな。ノンノ、貸してくれるかな〜(信用してくれるかな、笑)。
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by concordanze | 2014-07-28 00:11 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
ひじかけいす
先日、外出した際に、次の予定までの時間に余裕ができたので、ふらっと入ってみた骨董品屋さんで、運命の出会いって言うのは少し大げさだけど…
見た瞬間に、なんとも、懐かしい感情がよみがえってきたひじかけいす。

暫く眺めているうちに、なんだか座ってみたくなり、お店の人に了解をもらって座ってみました。
座ってひじ掛けに腕をあずけると、この座った感じ、なんだか初めての椅子ではないよう。
なんだろう、なんでこんなに懐かしい感じがするんだろう。。。
座りながら考えているうちに、あ、思い出した!

実家でおじいちゃんが、夏はうちわを片手に夕涼みに、冬はひなたぼっこに使っていた、縁側にあるひじ掛け椅子に似ているんだ!

ひじかけの部分が木でできていて、椅子は、厚めのしっかりしたコットン生地で専用の手作りカバーがかけられています。

ジャンルーカも呼んで、代わる代わる座ってみて「うん、いいね、これ。」ということで、我が家へやってくることになりました。

イタリアでは珍しく、配送もあっという間に話しが進み、次の日には我が家へ到着。
早速ピッコリーナさんのお気に入りの場所になっています。
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我が家のリヴィングは引っ越をしてから、気に入る家具がなかなか見つからず、テーブル以外には何も無かったのですが、これで一つ、リヴィングの家具が増えました。
これからも、一つずつ気に入った物を増やしていく予定です。
…でも、なかなか見つからないんですよね。色々と素敵な家具は沢山あるけど、なかなか心を引かれてしっくりとする家具って。ま、ゆっくりいきましょう。
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by concordanze | 2013-08-15 21:43 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
3D
皆、夏休みに入り、なんだかひっそりとしているフェッラーラ。かなり暑いです。

さて最近、映画等でもはやっている3Dの世界。でも3Dの世界ってかなり昔からあるんですよね。
今日はかなりアナログな3Dの世界を楽しみました。
60年代のセルロイド製のビューアーで見る3Dの世界!
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              ビューマスターでめくるめく世界の冒険!

不思議の国のアリスにバットマン、バニーバックス、メリーポピンズにバンビ、ガルダ湖の旅‥…等々。始めて見る聖書の世界、なんていうのもありました。ジャンルーカがむかーし昔遊んでいたようです。
不思議の国のアリスは画像ごとにお話が書いてある台本付。
カシャ、カシャッとシャッターを切るようにボタンを押すと円盤状に配置されたネガが回って3D写真がビューアーの中で変わります。
すっごくシンプルなおもちゃだけど、暫く楽しみました。
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by concordanze | 2011-08-08 17:58 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
Il corso di Franco フランコの本修復コースへ潜入!
土曜日、日曜日は友人フランコの開催した、本の修復講習会へ参加してきました。
色々な、修復にたずさわる技術をかいま見れて、また実際に試してみて、とても楽しかったです。

今回は主に、版画、本の修復についてのコースでした。この他にも製本、その他細かい専門技術についてのコース、製本技術を使って自分でノートを作ってみる、というコースもありますよ。

今回参加したコースでは、まずは西洋における紙の歴史についてお話をしてくれました。
西洋で古くから使用されていた紙、といえば羊皮紙です。
職人さんが一枚一枚羊の皮を削いで作っていました。
しかし、出版物は次第に増え、しかも1100年頃に流行した疫病で羊の数は激減し、
羊皮紙を入手するのは難しくなり、出版物も追いつかなくなります。
そこで東方から主に植物を原材料とする紙の製法がヨーロッパにも普及するようになるのです。
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                一枚の羊の皮から一枚の羊皮紙

現在でも、主に修復に使用する紙は“日本の和紙”と呼ばれ、和紙の製法により製造された、紙を構成する繊維が長い紙を主に使用しています。繊維の長い紙は、繊維の短い紙に比べ、長期の保存が可能で、紙の天敵である酸化も少ないのです。
残念ながら紙の使用率が上がるにつれて、どんどん紙を構成する植物繊維は、作業工程時間を短くするのに比例して、短くなっていったそうです。そのため、ルネサンス時代の本を修復するのより、現在の紙を修復することも多いそうです。

紙の修復方法にはフィレンツェ様式とローマ様式があるそうで、二つの様式の間には議論が耐えないのだとか…ふふふ。私達はフランコが修得したフィレンツェ様式を学びましたよ。
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        酸化の激しい本を前にどのような修復ができるかを語るフランコ。
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              実際に器具で紙の酸化度を計ってみました。
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      様々な種類の修復に使用する化学薬品、粉のり等。さながらお料理教室?
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     欠けてしまったページを和紙で補修中。まるで手際の良い手術を見ているようです。
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           ジャンルーカも本の分解に挑戦!珍しく(?)真剣!
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           ネズミにかじられた版画の修復にも挑戦しましたよ。

フランコの示すお手本を見ていると何とも手際良く簡単そうに次々と作業が進んでいくのに、実際に自分たちでやってみると…とほほ。職人さんの技術、そんなに簡単にはまねできません。
でも、ああ、自分で修復した!という、何とも言えない達成感が味わえます。
フランコはとっても教えるのが上手。彼の元には研修生がひっきりなしに訪れています。
次回の講習にも是非参加したいとおもいます。
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by concordanze | 2011-06-27 21:15 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
ガレアッツァ城での一夜
ガレアッツァ城でコンサートをしてきました。素敵な夜でした。
人々が思い思いにワイングラスを傾けながらのんびりと語らい、おいしいお食事をつまみながら、
音楽を聴き、素敵な庭を散歩し、蛍を眺める…。
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             夜の帳が降りたら…パーティーの開始です。
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                 お城の一室からの景色。

暗くなってからはコンサートをするお部屋以外は間接照明(すべてろうそく!)だったので雰囲気はとても良かったのですが、私のシンプル・カメラでは撮影は無理でした…残念!
かわいらしく飾られたお料理の写真も撮りたかったのですが。

コンサートは、とってもノリのいいお客さん達で、多いに盛り上げていただきました。

私達はコンサート後、色々とつまんでいたにも関わらず、とてもお腹がすいたので、お城のキッチンでトリュフのスパゲッティを作ってもらって遅い夜食をいただきました。
その後、なんとも居心地がいいので、お城の一室でおしゃべりをしながら、ゆっくりと夜更かしをしてしまいました。
このガレアッツァのお城、フェッラーラから車で40分程、田舎道を行ったところにぽつんと立っています。なんとも魅力的な場所でしたよ。
B&B(ベッド&ブレックファースト、朝食付の部屋)も経営しています。経営者はアメリカ人のクラークさんです。英語もオッケーです。
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               B&Bとして使用されているお部屋部分。

お庭にはヤギもいたりして…私達のコンサートでお披露目、となった日本庭園は、和紙を使用したランプで飾られていて、とても幻想的でした。
興味のある方は是非、ホームページを訪れてみてください。英語とイタリア語です。
Rosanova al Castello di Galeazza
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by concordanze | 2011-06-05 19:10 | Resoconti 報告 | Comments(0)
クラウディオとマリーナの選択
クラウディオとマリーナが引っ越しをしました。
町中にずっと住んでいた彼らが選んだ家は、フェッラーラからアルジェンタ方面へ7キロ程離れた所にある郊外の家。

「まだ、色々散らかっているけど、ご飯食べにおいでよ。」というお誘いで、どんな家だろうとドキドキしながら向かった先は18世紀に建てられた邸宅の収納庫として使用されていたものを住居へ改築したという素敵なお家でした。
元収納庫と言っても、そのあまりの立派さにびっくりです。何代か前の家の主人はどこそこの伯爵夫人だったそうで‥…。なんといっても、広大で手入れの行き届いた庭に感嘆してしまいました。

あまりにも楽しくて、興奮しすぎてほとんど写真を撮るのを忘れました☆

大きな柳、その他、ひっそりと立つ、ずっしりとした木(何の木かは忘れてしまいました)、
所々に配置されているバラの棚、そして井戸(使用可)もバラで覆われています。
ライトアップされていてとても幻想的です。

みんなで庭を探検。気分は森を散歩しているようです。
「私達がいない時でも、庭に椅子を出しておくから、本を読みにおいでよ。」
なんて言われて、私達はすっかりその気に。

家の中も、とってもステキ!彼らの前に住んでいた人はとても良い趣味を持っていた方のようで、家の隅々まで心地よく過ごせるように修復され、しかも機能的!
うーん素晴らしい、本当に素敵な家を見つけたね、おめでとう!

広くて心地のいいリヴィングルームから庭の木を眺めながらの夕食、なんだかみんな興奮ぎみ、かなりのハイテンションで食べて、飲んで喋って‥…そういえば写真‥…と気がついたときには既にデザートワインを空けたあと…。
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        マクランのトルコラート、チーズともデザートともばっちりでした!

そしてみんなで音楽を聴きます。彼らは本当に音楽好きで、私達のコンサートもフェッラーラ周辺での場合は必ず聞きにきてくれます。
コンサートも開けそうな程広いリビングでジャズ、クラシック、民族音楽を聞きながら音楽談義をしつつ、正式な引っ越しパーティーの計画が進みます。彼らは私達のコンサートを盛り込みたい様子。
もちろん、喜んでやらせていただきます!
クラウディオが、「まだどこに置くか決めていないんだけど‥…ついてきて!」と私達をつれていった先にあったものは‥…1940年代の蓄音機。
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                 レトロな音がたまりません。

おじいちゃん、お父さんと伝わって、彼のもとへ。大事に扱われてきたのだろうな‥…いとおしくなります。
有名なオペラ歌手、ティト・スキーパの歌う、とある映画のテーマソング“Vivereヴィーヴェレ”(生きよう!…歌詞の内容は、彼女と別れて新しい人生が始まる、ああ、自由だ…etc.)を聞きながらみんなで踊る!歌う!
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ひとしきり歌って踊って、なんだか眠くなってきたね、と時計を見たらなんと午前1時…続きはまた今度、とさよならをしようと外に出ると空には満点の星‥…。

思わず息をのんで空を眺めます‥…。
「あれがカシオペア座で、あれが白鳥だっけ?次は星の観測パーティーをやろうよ。」

彼らの理想の家は、色々な人が気軽に集い、そしてみなが楽しくリラックスして過ごせる家。
忙しく働く彼らにとって、郊外に住む、という選択はとても大きな決断だったようです。
その選択は正しかったように感じます。なぜなら彼らの理想の家が現実となったから!
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by concordanze | 2010-08-19 19:58 | Vita quotidiana 生活 | Comments(4)
ペペロナータとワインの瓶
ジャンルーカのお父さんが「美穂、面白いものをみつけたよ。プレゼントするよ。」
といそいそ持ってきてくれたものは‥‥ワインの瓶。
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                 ポッコリおなかにおちょぼ口。                   

どうやら30年程前に白ワインを買った際、このような瓶に入っていたそうです。
背中のくぼみに氷を入れれば、そのままテーブルで冷たいワインが飲めますね♪
日本でも日本酒用にこういった入れ物、ありますよね。
私は、今現在まで、ワイン売り場でこのような瓶で売っているのを見かけたことがありません。白ワインの特産地ではこのような瓶に入れて売っていたりするのかしら‥…。お父さんはどこで購入したのか覚えていないそうです。ユーモラスな風貌です。


ということで私はお礼にお父さんに教わったペペロナータをプレゼントすることに。
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タマネギとパプリカをスライスして‥…オリーブオイルをたっぷりと入れ回し、塩をふりかけます。
お好みでこしょうを入れても。今回は胡椒があまり好きではないお父さん用に入れませんでした。
後は火にかけて、焦がさないようにしゃもじでかき回しながらじっくり炒めます。水分が飛んで三分の一位の量にかさが減ったらできあがり。
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             今回は少し細くパプリカを切りすぎたかな…             

出来上がったらいったん冷まして、食べる直前に人肌程度に暖めて食べるとおいしいです。
お肉料理の付け合わせに、またグリッシーニとともにそのまま前菜として食べても。
パンチの効いた味がお好みの方は炒めるときに一かけらのにんにくを入れると濃厚な味になりますよ。後を引くおいしさです。

もちろん、白ワインとも赤ワインとも相性はばっちりですよ!
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by concordanze | 2010-08-11 00:27 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
カナパ、忘れ去られた織物

夏です!フェッラーラにも蒸し暑い日々がやってきました。
ということで、今年もソファーにカナパの織物をかけました。


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            競売にかけられてしまったわけではありません…

これは旦那さんがメルカティーノでみつけてきたもの。60年以上前に手で織られたものだそうです!今でもやさしい生成り色で手触りも良く、夏には通気性がとても良く心地よいので愛用しています。

ところでみなさん、“カナパ”ってご存知ですか?私はここフェッラーラで始めて知り合いました。同じような生地に麻がありますが、イタリアでは麻はLino リーノ(リネン)、Canapa カナパ(辞書で見ると、麻、大麻とあります…。)とは分けられています。

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                60年前、誰の手で織られたのだろう…

カナパは歴史上、最初に知られる織物ともいわれています。2000年以上前に中国でカナパによるひも、織物等を生産していた例があるそうです。カナパで作られた織物は麻に似ていますが、麻より更に丈夫で、簡単に摩耗しません。更に虫もつきにくいそうです。長い間使っているうちに風合いの変化を楽しめる、とても使い勝手がよい織物なのです。
吸水性も麻より高く、そのため肌触りも爽やかです。このような特性から、カナパの織物は主にテーブルクロス、ベットカバー等、生活に密着したところで活躍していたようです。

しかし、カナパは一度生産終了に追い込まれました。なぜ?
理由は2つです。50年代に化学繊維が出始めてから、その当時の技術で作られるカナパの織物では採算が取れなくなったこと、そして “marijana” マリファナ(大麻)、という言葉に惑わされてのことです。

カナパはアジア原産の植物ですが、一口に “カナパ” といってもその種類は多種多様です。全てのカナパの種類が直接大麻につながるわけではないのです。カナパの樹脂には 精神錯乱を引き起こす成分(大麻)が含まれているのですが、その成分がかなり高く含まれているカナパ・インディアーノ(インドカナパ)と違い、伝統的にヨーロッパで織物の生産を目的に栽培されていたカナパ・エウロペーア(ヨーロッパカナパ)には、採取できる樹脂からその成分は微量にしか検出できません。
しかし、ヨーロッパ産のカナパの輸入、輸出へかけられる税金がインド産のものに比べ圧倒的に低かったために、織物用に栽培されていたカナパを利用して、大麻生産用に利用しようとするものが後を絶たなかったとか‥…。
このような経過でイタリアでは、結局国より生産は禁止されてしまったのです。

カナパは北イタリアで盛んに栽培されており、当時はロシアに次ぐ第二位の生産国であったそうです。
フェッラーラでは歴史的にポー川流域で栽培が盛んであり、1880年代後半はカナパ輸出の最盛期でした。しかし、カナパの栽培は 少ない賃金でも、朝から晩まで働かねばならなかった貧しい農家の人々の重労働で支えられていたのです。カナパは4メートルから5メートルくらいに成長し、その収穫作業はとても過酷なものであったようです。また、当時のカナパから繊維をとる行程は全て手作業であり、手間と時間のかかる大変な作業で、ほとんどが女性の手仕事だったそうです。 その後1930年頃に生産の衰退が始まり、重なる国からの栽培禁止令で長い間カナパは忘れられていました。

しかし、今再び、第一素材としての効率の良さにスポットが当てられ、 農耕技術の発展と共に研究が進み、また、環境問題関連の団体から、カナパの害虫を寄せ付けない特徴を利用した、無農薬野菜の収穫率アップ、大地の清浄化等の利点を推奨されたりしたことから、カナパ製品は“エコな植物”として注目されつつあるのです。 現在イタリア各地で実験段階としての栽培が再開されています。ここフェッラーラでも試みられているようです。


カナパは捨てるところがほぼ無い植物だそうです。比較的柔らかい部分から繊維を取り出し、固いところからは紙を生産します。とても上質な紙ができます。そして更に固いところは木の代用として使用でき、最近ではカナパで作ったテーブル等も販売されています。更に種子からは上質の食用オイルが採取できるそうです。このオイルは現代人のメタボな食生活を改善するのに最適だそうですよ。

最近、フェッラーラ、ボローニャにカナパ製品専門のお店も出始めました。その名もBottega delle canapa カナパのお店。現在では進んだ技術により、随分と織りの細かいカナパ生地も見つけることができます。
カラフルなTシャツ、リュック、手提げ、下着類等も色とりどりです。そしてカナパのオイルを使った化粧品等も揃っていてなかなか商品が豊富です。カナパの食用オイル、ビール(カナパの花から作るそうですよ!)も販売しています。

このカナパ再生産運動には一時期、あの有名なイタリアブランド、アルマーニも乗り出したそうですが、うやむやのうちに自然消滅。
フェッラーラの生産拠点も最近火災に遭う(!…ノーコメント)等、なかなか一筋縄にはいっていないようですが‥…。


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              「カナパのお店」の石鹸シリーズ

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         そしてカナパの種。サラダに振りかけると香ばしくなります!

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     カナパの種。食べると楽しくなる♪なんて事はありません。あしからず…。



カナパが再びフェッラーラの特産品となる日は来るのでしょうか?!
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by concordanze | 2010-06-12 02:51 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
カメラの移動美術館
5月最後の日曜日、私たちはフェッラーラから約55キロ程離れた町、アルフォンシーネへ。
アルフォンシーネはラヴェンナ県に属する町です。

全く町の名前とは関係ないのですが(同じでもないし…)、いつもこの町の名前を聞くと
思い出す曲が…。
Alfonsina y el mar “アルフォンシーナと海”です。
アルフォンシーナとは誰?アルフォンシーナ・ストルニという女性詩人です。
彼女は48歳の時海へ入水自殺してしまいました。
そのことから題材を得た歌だそうです。
メルセデス・ソーサによって歌われたものは良く知られています。
興味のある方は聞いてみてください。↓ユーチューブのページに飛びますよ。
アルフォンシーナと海 メルセデス・ソーサ

さて、私たちが何をしにアルフォンシーネに向かったかというと、アンティークのメルカティーノ(市)が開催されていたからです。
しかし、物色をしにいったのではありません。参加をしにいったのです!
アンティークの市はヨーロッパの色々な町で日曜日に開催されているようです。
専門的なアンティーク市から、家のものを何でも持ってきました、的な市まで色々です。
アルフォンシーネの市には始めて参加しましたが、となりの出品者とのおしゃべりが楽しい、のんびりと天気のよい日曜日を過ごすには最適のゆるさでした…。
私たちの商品は、ずばり、カメラです。
旦那さんとそのお父さんが集めたカメラのコレクションを持っていくのです。
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               じゃーん!…ごく一部なのですよコレ。
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                   かなり古い部門
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               レトロ部門。まだまだ使えます。

かなり専門的な商品なので、場所によっては、商品を売る、というより、美術館のようになっていて、人だかりができたりします。

興味のある人たちは「おお!」っといってたちどまり、たちまち目が少年に戻っています。
でも横に奥さんがいたりすると、ちらっと奥さんを見て
「ゆっくり見てもいい?」ってきいたりして(笑)

私には見たことも無いようなカメラがいっぱいです。
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                    フォタックスIV
このカメラは面白いことにベークライトという合成樹脂(Bakelite)でほとんどの部分が作られています。50年代のものだそうです。レンズもねじ式になっていてひねると伸びるのですが、ねじ部分もベークライトでできています。フランス製です。



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これはモノブロックっと呼ばれているもの。フランス製です。二つのレンズで撮影します。現像した写真をやはり専用の二つのレンズで見ると写真が立体的に見えます。今はやりの3Dのはしりですね。20年代のものだそうです。



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今回持っていったものの中で一番古いカメラ。1890年くらいのものだそうです。



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これはエディソンというカメラ。1900年代のものです。


本当にカメラって進化しましたよね。フィルム派だった旦那さんも最近はデジカメに屈しました。
でもフィルムでしか出会えない味わいある写真っていうのもありますよね。
カメラに興味のある方、どこかの町でお会いしましょう。
私たちのメルカートへの出没は不定期とも言えない偶然に出会うようなものですが…。
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by concordanze | 2010-06-08 08:32 | Vita quotidiana 生活 | Comments(4)
木漏れ日とフィアット500
今日は仕事の打ち合わせでフェッラーラから15キロ程離れた町、コッパーロへ。
行き先のモダンなヴィッラ(邸宅)の庭に…

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                     ハロー!

フィアット・チンクエチェント…
ここのヴィッラの持ち主様は船が趣味だったようで、ニワトリ、アヒルの闊歩するひろーいお庭のあちこちに船のスクリュー、はたまた、私には何の一部かわからないような部品(巨大)がオブジェとしておかれていました。
…そのおつとめを終え、これらの船の部品と一緒に木漏れ日の下で庭の主となったご様子。

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              なんだか笑えるのよね、君のかお…


チンクエチェントはイタリアに、はたまた世界中に多くのファンがいるフィアット社の人気の車でした。日本でも“ルパン三世が乗ってた車”(古い??)として知られていますよね。
最近はニュー・チンクエチェントが発売され、こちらもなかなかな人気のようです。
今でも町でたまに見かける現役・古チンクエチェント、思わず目を留めてしまう、個性のある風貌です。なんともブッファ(こっけい、おもしろ・かわいい)で思わず微笑んでしまいます。
私たちは今フィアット1100(ミッレチェント)に乗っています。これまた御歳46歳のかなり今風ではない車です。この車でお出かけすると、あちらこちらで珍しそうに声をかけられます。

私が免許を取って初めて乗った車はフィアット・パンダでした(日本で)。
チョークを引かないとエンジンがかからなくって冬場は大変だったなぁ。
こうやって考えると、フィアットの車ばかりに乗っているような…
あ、一度ルノーに浮気したけど(笑)
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by concordanze | 2010-05-01 00:12 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)

   
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