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月の存在
春分の日を迎えて皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は、ここ何日か月のことを考えていました。
青白い神秘的な光り、満ちては欠けるを繰り返し、闇に溶けて…
そしてまた光りを取り戻す。
人々は色々な思いで月を見上げ続けてきました。
月を読み生活を営み、ある人は月を見上げ預言をうけ、ある人は月へ探索へ行った。
そして、その間も月は地球を回り、私達を見つめている。
幼少から慣れ親しんだ海、その海の潮の満ち引きを司る月。
私の心の海の満ち引きにも影響を及ぼしているのでしょうか?

さて、ピッコリーナさんが、幼稚園で水疱瘡をもらってきました。
プツプツと、沢山の水疱ができてしまって可哀想です。
微熱がまだあるものの、本人はいたって元気。
どうやら、山は越えたようで、後は早く水疱がひくのを待つのみです。

今朝はボローニャのサンジャコモ教会での音楽ミサにグレゴリオ聖歌隊として参加してきました。
パスクワ(復活祭)もせまり、キリストの受難、奇跡を皆で考える大切なミサです。

そして、いよいよ来週の土曜日は日本歌曲のコンサートです。
日本から友達家族も来るし、賑やかになりそうです。
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早くお外でお友達と遊びたいよ〜!
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by concordanze | 2015-03-23 04:44 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
ナルチーゾ再び
ジャンルーカが企画、台本を書いた「ボローニャの伝統的なキャラクター、ナルチーゾ」無事に終了しました。あいにくの風雨となってしまいましたが、多数足を運んで下さったお客様に感謝!
この劇音楽は去年上演されたものの再演でしたが、独特の節回しのボローニャ方言で喋られる笑い話、ナルチーゾに扮するルチアーノさんのギロンダの奏でる音楽に、ジャンルーカのギターによる風刺の効いた歌、そしてお客さんの笑い声とが見事に融合し、とても楽しい空間を作り上げていました。
ピッコリーナさん、「パパは、おおきな、おおーきなおぼうしかぶってうたうの。」と数日前からこの日を楽しみにしていました。去年、シルクハットをかぶって、ギターを弾きながら歌っていたジャンルーカを覚えていたようです。ちょっとびっくり、良く覚えているのね、子供って。
去年、丁度上演日にイタリアへ滞在していたじいじとばあばと共に観劇したのも覚えていて、しきりに、「じいじとばあばは?」と質問するので、「今年は2人とも日本にいるんだよ。残念だね。」
…本当に良く覚えているんだなぁ。カンシン。
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ナルチーゾのギロンダ、実に良い味をかもし出していました。
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上演後、ナルチーゾについてのドキュメンタリー番組制作の録画もありました。

春の嵐と笑の嵐の午後の日曜日でした。
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by concordanze | 2015-03-16 06:23 | Resoconti 報告 | Comments(0)
マチュピチュ
世界的なピアノ奏者、アルゼンチン出身のウーゴ・アイゼンシュタインさんと、奥さんのローズィーさんに招待されて、夕食を共にしました。骨董屋巡りが趣味、というローズィーさんの、独創的な部屋の装飾を眺めながら、ワインを片手に楽しいおしゃべりに話が咲きました。

友達が友達を呼んで、またその友達が友達を呼ぶ…。人のつながりって本当に素敵だなと思います。
余りにも絶えない大人の会話に入れず、ピッコリーナさん、途中からマチュピチュ(犬の名前)をお供に従え、別室でビデオ鑑賞していました。ごめんね〜。
とっても楽しい、音楽と笑いに満ち溢れた夜を過ごせて幸せでした❤️
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by concordanze | 2015-03-15 03:14 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
憧れの太陽、生命の源
今日は、フェッラーラのエステ家が使用していた別荘の一つ、ベルリグアルド城に併設されている美術館の改築記念パーティーに招待されて参加してきました。
ベルリグアルド城は、かつて、イタリアのベルサイユ宮殿と称されるほど、規模の大きな素晴らしい宮殿だったそうですが、時代の経過とともにその原型を失い、今はほんの一部のフレスコ画の残るサロンと一部の建築物が昔の姿を想像させるにとどまっています。
私は、かさねがさね、この、唯一のフレスコ画の残る間で、録音作業をさせていただき、本当にヴォギエーラ市に大変感謝しております。
内閣文化観光大臣のダリオ・フランチェスキーニさんも臨席する中、熱い開会式が行われました。
フランチェスキーニさんの家系は代々フェッラーラを代表する政治家です。地域愛を感じる、また、イタリアの文化をもっと大事にしていこう、という熱いスピーチをされていました。
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さて、エステ家の領土はエトルリア文化と深い関わりがあります。スピーナ海岸と呼ばれるかつてエステ家の領土であった海岸から、大量にエトルリア文化の遺跡が発見されたのです。その大部分はフェッラーラにある、考古学美術館に展示されているのですが、この度、ベルリグアルド城にも一部常設展として展示されることになったのです。まだまだ遺跡調査は続いており、 今後も新たな発見があるだろうと、美術館内に空のショーケースが展示されることになりました。未来への期待も展示するなんて素敵ですよね。研究への情熱、市民への還元をモットーに、たどり着いた今回の記念パーティー、関係者の晴れやかな表情がとても印象的でした。

エトルリア人は高度な文化を持っていたことでもしられていますが、琥珀の貿易をしていたことでも知られています。フェッラーラの考古学美術館にも、ベルリグアルド城にも、とても素敵な琥珀のコレクションがあります。
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私は、勉強不足で記号学はよくわからないのですが、エトルリア人にとって、琥珀は生命のシンボル、そして、生命の源である太陽のシンボルとして、大切に取り扱われていたそうです。発見されたお墓の中から、遺骨の上に並べられるようにして発見された、様々な、動植物などを形取った琥珀…一つ一つの形態に意味があるそうです。一体どのような意味が込められ、死者とともに埋葬されたのかしら。。。
美しい琥珀を眺めながらしばし遠い過去への散歩を楽しみました。
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by concordanze | 2015-03-15 02:57 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
3月11日
Pensando al 11 marzo 2011...
I sorrisi dei bambini sono la forza della vita.
子供の笑い声が響く風景の中で3月11日を思う。
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by concordanze | 2015-03-12 08:27 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
優美な音
先日行ったコンサート、「エステ家宮廷の歌姫、アンナ・グァリーニの人生」についての批評記事が出ました。書いて下さったのは、フェッラーラのルネサンス文化研究所の元館長、ジャンニ・ヴェントゥーリさんです。もう、本当にエリオ・ドゥランテ、アンナ・マルテッロッティ両氏の仕事に感服している、というのがわかる記事です。演奏に関しては、とても繊細な歌手陣によって歌い上げられた、良いコンサートだったと記されています。
ヴェントゥーリさんには、私のイタリアで発売された初のCD、「ラウラ・ペペラ−ラへのマドリガーレ」の発売にまつわるコンサートで、色々とお世話になりました。
ヴェントゥーリさんは、“…この、コンサートの中で、最も「優美な音」を我々に残したのは、歌手であるお母さんが歌っている間、ずっとおとなしく音楽に耳を傾けており、コンサートが終了し、挨拶のために再び舞台へ戻ってきた瞬間、得意そうにお母さんのドレスの裾へ走り寄っていった、ソプラノ、神谷美穂の子供であった。この美しい音楽と溢れる生命。”と記事を締めくくっています。
ああ、私の仕事は既に、ピッコリーナさんに越されています(笑)!!

今回、コンチェルト・デッレ・ダーメを取り巻く音楽を再び演奏することで、イタリアでの、ほとんど初めての仕事であった、といえる、前出のCD「ラウラ…」を勉強していたときのことを思い出しました。イタリア語もなんとかこなしている、というレベルで、マドリガーレの解釈など、難しすぎて頭がクラクラするばかりだったあの頃、(勿論、今もわからないことは沢山ありますが…)エリオ、アンナ両氏が、優しく、色々な言葉を駆使しながら、丁寧に、一つ一つの詩を説明してくださり、彼らの情熱と懐の深さに何度も助けられながら、外国の言葉を自分なりに、血、肉の通うものにしていった、その過程を思い出したのです。ルッツァスコ・ルッツァスキの書いた装飾音を優雅に、表現豊かに歌うことは私の目標でした。演奏会を重ねて行く中、とあるコンサートの後でエリオが私の近くにやってきて、「美穂、素晴らしかった!心に響いた!!」と言って抱きしめてくれた時は、もう、嬉しくって、嬉しくって、涙が出そうでした。私の音楽生活の中でとても貴重な体験の一つです。
そして、こうやって、再び素晴らしい歌手の方達とともに、言葉を丁寧に音楽とともに紡ぎ出してゆくお仕事をさせてもらえることを本当にありがたく思います。

「初心を忘れずに」、この心のささやきを大事にしたいです。

批評記事全文イタリア語はこちらから。

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今回、色々頂いた写真の中で一番好きな写真です。コンサート前のリハーサルの風景。私達のアンサンブルの様子が良く出ているな、と思わせる一枚なのです。
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by concordanze | 2015-03-10 22:14 | Resoconti 報告 | Comments(0)
霧、そして青空
今朝のフェッラーラは、なんとも深〜い霧に包まれておりました。
ああ、また冬へ一歩後退??
しかし、午後は晴れ間も見えて、ピッコリーナさんが幼稚園から出る頃にはこの様な空に。
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フェッラーラの大聖堂のマリア様も青い空を眺めています。

大聖堂の前の広場で、幼稚園のお友達と楽しげに駆け回っているピッコリーナさんを眺めつつ、春の香りはどこだろう?と鼻をヒクヒクさせてみました。
突然、空を指差して「あ、飛行機!」と叫ぶピッコリーナさん。
お友達と「ひこーき、ひこーき…!」といいながらまた駆け出します。
ピッコリーナさんとお友達の笑い声が空にすっと吸い込まれていった夕暮れでした。
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by concordanze | 2015-03-04 08:44 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
ハッピーお雛様
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また来年お会いしましょう、お雛様。
ピッコリーナさんの健やかな成長を心から願いながら。
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by concordanze | 2015-03-03 03:14 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
フェッラーラのコンチェルト・デッレ・ダーメ
3月最初の日曜日、カーザロメイ美術館の貴賓の間の底が抜けてしまうのでは??
と思うほどの、大勢のお客様に見守られてコンサートが終了しました。
雅でエレガントな音楽なのですが、びっくりするほどの装飾音で豊かに飾られているメロディーは演奏するのも至難の技です。
ここのところ猛威を振るっていたインフルエンザに、まず、チェンバロ奏者が倒れ、余りにも病状がひどかったため、残念ながら、急遽新たなチェンバロ奏者に交代。歌手陣もインフルエンザの影響で、演奏曲を交換したり、とまあ、スリリングな演奏会した。
私は声が出ない歌手にかわり、超難局をたった3日で習得してお客様の前で歌うことになり、もう、眠れぬ夜を過ごしました??

しかし、勇気を持ってルッツァスコ・ルッツァスキの素晴らしい音楽に身を委ねました。
演奏後、お客様に暖かい拍手を送っていただき、もう、ほっと一息です。
今までにも何度か急遽コンサート前に演奏曲をが変更、新たに追加ということがありましたが、本当に今回はドキドキしました。
色々な緊急自体にアンサンブルメンバーもこの上なく集中しており、各所各所で素敵なハーモニーが生まれていました。
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ルッツアスキの二重唱を演奏中

尊敬する音楽学者エリオとアンナ、そして素晴らしい同僚と織りなしたルネサンスの世界。お客様の賞賛の中、コンサートの余韻に浸ったのでした。
足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
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by concordanze | 2015-03-03 02:05 | Resoconti 報告 | Comments(0)

   
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