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歌う公証人・マリオ
今日は友人キアーラの○十回目のお誕生日会。
約30名程が集まって楽しいフェスタ(お祭り)の始まりです。
まずはウェルカムドリンクをいただきながらみんなで談笑。
久しぶりに会う人も、始めて会う人もにぎやかにお話が弾みます。
盛り上がってきたところでお食事。
今日はフェッラーラで、大変おいしいと評判のレストラン Quel Fantasctico Giovedì(あの素晴らしい木曜日)という名のレストランのケータリングです。
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           かっこいいお兄さんが親切に色々と取り分けてくれます。

ズッキーニとナスのスカモルツァチーズ包み、キノコとセロリのサラダにエビのカクテル、ブロッコーリーのスフレ、ラザニア・ヴェルデ、ヤリイカのリコッタ詰め…これ以降はお腹がいっぱいでテーブルから離れてしまったので何が並んでいたかは定かではありませんが、とにかく全てのものがとても、とてもおいしい!

お腹も落ち着いたところでサロンに戻って音楽の一時。
今宵は公証人(notaio)・マリオの裏の仕事が暴かれる?!

実は彼、本業の公証人以外にも、恵まれた美声を生かして、特異のカンツォーネ・ナポレターノでフェスタをいっそうにぎやかにしてくれます。色々なコンサートにも参加しているのですよ。
実際に彼はナポリの出身で、素敵なバリトンの美声にはほんとうにほれぼれとしてしまいます。
私がnotaioという職業を知ったのはオペラの台本を読んだ時。なんだか“公証人”というわかるようなわからないような職業との始めての出会いでした。
ヨーロッパではこの“公証人”との付き合いはごく身近で、家を買ったり、所有権者を変えたり、会社、文化団体等の規約を変えたりする際には常に公証人のところへ行かねば事は始まりません。
なんだかとても堅いイメージの職業だったのですが、マリオと出会って、180度イメージが変わりました(笑)。
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              マリオを囲んでみんなで彼の歌を聴きます。
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               だんだん盛り上がってきてみんなで熱唱!

再びチーズを食べにテーブルへ戻って…今回一番おいしかったのはチーズと共に出された「緑のトマトジャム」ほんのり効いたバジリコと絶妙なハーモーニーでした♪
おいしい数々のワイン、スプマンテも入ってみな気分良さそうです。

そしていよいよケーキタイム。ろうそくを吹き消して…
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      Tanti, tanti auguri Chiara!!! シャンパンで乾杯!そしてみんなでまた歌う!

すっかり時計も新しい日付をさした頃、キアーラの素敵な笑顔に見送られて家路へとついたのでした。
とても楽しいフェスタでした。
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by concordanze | 2011-02-28 08:26 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
フェッラーラの城壁 : 北編
天気が良い日はフェッラーラの城壁巡り等いかがでしょうか?
フェッラーラの中心街をぐるりと巡る城壁、この城壁は15世紀から16世紀にかけて造られました。

壁の上をのんびりと街を下に眺めながら歩くことも、自転車でゆっくりと回ることも、また、城壁の下を壁を眺めながら散歩することも可能です。

街をぐるりと一周するには1時間半くらいは必要だと思われます。フェッラーラはこの城壁を見ずには語れない、そして本当に緑が多い街だと実感されることでしょう。
今回はそんな城壁巡り・北編の紹介です。

北側(正確には北西)の壁は、ヴィアーレ・ベルヴェデーレから始まります。
壁の上をゆっくり歩いていくと、いくつものベンチを見つけます。
皆思い思いにおしゃべりを楽しみます。
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                    壁の下から


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                   所々、階段があります。

途中、バルコの砦(baluardo del Barco)が見えます。
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更に進んでいくと…
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山登りに向けての練習でしょうか?おしゃべりをしながらトレッキングの練習に励む楽しげな団体が通過。

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             あちらこちらにはferitoia、銃眼が見えます。


そしてこれはPorta degli angeli(天使の門)、別名を Casa di boia(死刑執行人の家)…。
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現在のCorso Ercole I D'Este(エルコーレ一世大通り)はこのように命名される前は、Via degli angeli(天使の道)という名前だったことから“天使の門”と名前がついています。“死刑執行人の家”という名前は、いつの時代かは定かではありませんが、実際に死刑執行人が住んでいたからだ、といわれています。現在はフェッラーラ出身の画家による展示会が催されています。
エルコーレ一世大通りには、今も素敵なお庭をもつ邸宅が立ち並んでいます。

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現在のエルコーレ一世大通り。この道の奥にお城があります。ダイアモンド宮殿もこの大通りに。


さて、またお天気のいいお散歩日和がやってきたら続編をお届けしますね♪
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by concordanze | 2011-02-22 02:57 | Ferrara観光 | Comments(2)
変・化
昨日はなかなかハードな1日でした。
日常生活の油断していた部分から総攻撃を受けるやら、
良くない結果がこのアッパーを受けた状態で届いたり、
と、かなりいい具合に精神ダメージを受けたのでありました。
さては満月のなせる技なのかしら?ワォーーーン!

ああぁこういう日ってあるんですよね、全てが反自分、のように思える日。
でもこういう日の後は必ず何かが変わるから、きっと何かを変えなきゃいけない時期なんだな、と怒ったり、騒いだり、反省しながら前進!

と気を取り直して夜はとある社会団体へ招かれて演奏をしてきました。

イタリアの政治は今大変な局面を迎えています。いざという時に、一市民としてどのような判断が出来るのか、どのように政治に参加できるのか、テレビ、新聞のニュースだけからの情報ではなく、自分たちの知らないことを専門家を招いて勉強しましょう、という趣旨で存在するgentedisinistora(ジェンテ ディ シニストラ)。ジェンテ・ディ・シニストラをそのまま訳せば左翼の人、という意味ですが、政治的左翼団体というわけではありません。エミリア・ロマーニャは歴史的にも労働組合、シンジケート等の活動が活発な地域で、社会主義的な思想をもった多くの市民団体が活発な活動を展開しています。

今日はこのジェンテ・ディ・シニストラに招かれて、ジャンルーカのギターとの演奏でした。このグループを運営しているのは弁護士、教師、図書館員、精神科医、自由業と様々な分野の人達で、自分たちの得意分野をそれぞれ探求し、それを参加者と共有する、という形で運営されています。例えば弁護士の人は法律についての勉強会を開いたり、教師の人は同僚等から集めた資料をもとに今の学校教育をみんなにレポートしたり、そして彼らのネットワークからそれぞれ専門分野の人を招いて講義をしてもらい、みんなで一緒にディスカッションをする場を作ったり、他の社会団体と意見を交換する場を設けたり、といった具合です。

次回の勉強会は4月に"beni comuni"について、パオロ・カッチャーリ氏を招いて行われるそうです。カッチャーリ氏は活発に政治活動をしており、最近、"beni comuni"についての本を出版しました。元ヴェネツィア市長の兄弟としても知られている人物です。
"beni comuniベーニ・コムーニ"とは、水、土地、病院、劇場など皆で分かち合うべきもののことです。最近、水道水は半民間になる、劇場は財団法人になる、等、フェッラーラでもベーニ・コムーニの私物化が進んでおり、多くの市民の関心ごととなっているのです。

専門分野の人を呼んで講義をしてもらうには資金が必要です。中には快く無料で専門知識を披露してくださる方々もいらっしゃいますが、やはり、それに甘えるわけにも行きません。
そこで今回はそういった活動資金を集めるために催された、いわば懇親会をこのジェンテ・ディ・シニストラは行ったわけです。

このようにオープンなスペースで自分たちの生活に密着した形で、また知らないことを知る機会が持てるのはとても有効なことだと思います。

皆それぞれの職業をこなし、更にこのような会を企画し、自分たちの住んでいるこの国がどういう状態なのかをみんなで考える。

日本でもこういう機会が持てると良かったな、とふと思います。今イタリアに住んでいて、日本に住んでいる現実が少し薄れています。イタリアから見る日本は少し遠くに感じてしまいます。
しかし、先日の2月12日の“女性の尊厳を訴えるデモ”はロンドンでも東京でもその現地に住むイタリア人は、集合してデモを行ったとか。イタリア人はそこまで自国に危機感を抱いている、ともいえますが、若者から老人まで、政治への参加率は日本人よりもかなり高いようにもみうけられます。

なんだか自分が一人で行き詰まっていたことが色あせました。だからといって私の問題が解決したわけではありませんが、目の前にある課題を一つひとつ、こなしていくしか道はない!と改めて勇気づけられたような気がします。色々な人と出会って話しをすることはその問題に直接関係がなくても、色々なヒントを与えてくれます。

私も微力ながら自分の出来ることを通してこの国にすんでいる一人として色々なことをわかっていきたいな、共有していきたいな、と改めて思った夜でした。

演奏を終えて外にでるとまんまるなお月様。ワォゥゥゥーーンな1日でした☆
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by concordanze | 2011-02-19 04:21 | Vita quotidiana 生活 | Comments(2)
I lupini e i tortellini dolci
キリスト教圏ではカーニヴァル時期ですね。

私はロリアーノお父さんの手作りルピーニ(写真右)とトルテッリーニ・ドルチを食べると、ああ、カーニヴァルがやってきたな、と感じます。
今年もその時期がやってきました。

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トルテッリーニ・ドルチの中には甘酸っぱいジャムがたっぷり入っています。
ルピーニはフェッラーラ弁でluìn(ルイン)と言うのですよ。
ルインの生地には少しレモンの皮が使用してあってほのかにレモン風味のミニドーナッツといったところです。

一昔前はカーニヴァル時期には宗教音楽以外のコンサート等は一切行われなかったとか。
今はそんなことは無いですけどね。
↑上記の発言は誤りです。詳しくはコメント欄のJikimiさんの発言をご覧下さい。大変失礼しました!!正しくは“カーニヴァル時期後、パスクワ前日まで”です。
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by concordanze | 2011-02-14 23:31 | Vita quotidiana 生活 | Comments(8)
青い誘惑
仕事で待ち合わせをしていた方が30分も遅れて待ち合わせ場所にやってきた!
幸い、本屋さんで待ち合わせをして移動する手はずだったので、色々な本を眺めて時間を過ごしたものの‥…。
一言忠言しようと歩み寄ると、
「遅れちゃってごめんなさいね。はい。」と青紫色の素敵なお花を一本差し出された。
リボンまでついている(笑)
先手必勝…まったくもう、怒れないなあ。

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のど元まででかかっていた言葉を飲み込んで、「ありがとう。」と受け取って、ふと彼女の手元を見ると、同じ花の花束が…
青い素敵なお花の誘惑に勝てなかったのですネ。
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by concordanze | 2011-02-14 23:02 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
日だまりでのお昼寝は最高にゃのである
昨日は、フェッラーラ大学の建築科へ1年留学される、白木さん、新津さんと化石研究者のダヴィデを招いて家で夕食を共にしました。私も、ここフェッラーラへ来たばかりのことを思い出しながら、新鮮な気持ちになりました。全てが始めての経験で毎日どきどき、ワクワク。色々な方の親切が本当に身にしみたものです。

白木さんと新津さんは、先日行った日本歌曲のコンサートで始めてお目にかかったのですが、二人ともフェッラーラについたばかりで、日本歌曲のコンサートを聴くとは夢にも思っていなかったでしょう(笑)

二人とも都市計画について研究しているようで、ルネサンス時代から都市計画最先端であったフェッラーラの街に興味津々のご様子。
色々と楽しい経験をされて、実り多い滞在となるといいですね。

さて、天気のよい土曜日…しかし私は朝からコンピューターの前。
なぜなら、先日引き受けた、とあるホームページの翻訳の締め切り日が迫っているからであります!
あーあ、休憩でもしようかな、その前にザンパに癒してもらおう、と探すと、いましたベットの上。

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ちょうど日当りのいいところを選んでザンパ(動物の手足)を気持ちよくのばしてお昼寝中。
ふふ、そっとしておこう。

…そして30分後。
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                 ザンパの幸せな土曜日は続く…
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by concordanze | 2011-02-12 21:01 | Zampa!ザンパ! | Comments(0)
おいしい午後
ボローニャで、ハープ奏者のマリアンヌと打ち合わせの後、chiacchere(おしゃべり)をしようと、最近(といっても去年の秋だけど…)にオープンしたサラ・ダ・テ(喫茶店)へ。
最近ボローニャではゆっくりできるモダンなサラ・ダ・テが多くオープンしています。
イタリアではさくっとエスプレッソを飲んだり、夕方、アペリティーヴォ(食前酒)を飲みながら友人や同僚と立ち話…という形式のバールが多いので、ゆっくりゆったりとお茶をいただきながら、午後の一時を過ごせる場所は貴重です。

ここはかわいらしいミニョンが沢山!悩みに悩んだ末、私達が選んだのは…
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携帯写真で撮ったので、写真もミニョンになってしまいましたが…

見た目も味も満足!で女性の需要(甘いもの&おしゃべり)をしっかり供給した午後でした。
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by concordanze | 2011-02-09 08:21 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
日本色の午後
5日の午後はフェッラーラ劇場のホワイエで日本歌曲のコンサートでした。
どのくらいお客さんが来てくれるか心配していたのですが、ホワイエは満席。
お客さんの熱気に包まれて素敵なコンサートとなりました。

私は山田耕筰、中田喜直等を中心に演奏しました。
また、石川啄木の詩に作曲された曲等も入れたのですが、お客さんはとても日本歌曲の持つ、独特の詩の繊細さと、西洋音楽の融合に深く心を奪われたようで、「日本歌曲は偉大な日本人の発明の一つだわ!」等と演奏会後におっしゃっている方もおられました。
ピアニスト、マルコはこの日のために「荒城の月」をモチーフにした変奏曲を作曲してくれました。
それがまた15分を超える大作の上、素敵で、素敵で、お客さんも大盛り上がり。
私達は彼に“最後の最後のロマン派巨匠”とあだ名を付けています。

全くわからない言葉の曲でもイメージしながら聞いていただければ、と私達は全ての歌詞の訳も会場のパンフレットに載せたのですが、各歌曲にそった映像を自分たちで選び、スクリーンに映し出しました。
その映像を皆さん気に入ったようで、是非家に飾りたいのでどこで入手できるのか教えてください、と言われる方もいた程でした。
ふふ、うれしいですね。

すごく良い雰囲気のコンサートとなり、演奏者一同大満足です。
お客さん、ありがとう!

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by concordanze | 2011-02-06 19:18 | Resoconti 報告 | Comments(6)
今年も…カリカント
窓の向こうは霧。
でも、今年もやってきました。芳香な香りと共に、カリカント(ロウバイ)。

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ジャンルーカが昨日「タダイマ〜、オミヤゲ。」と持ってきた一枝のカリカント。
毎年、春を最初に告げてくれる甘い匂いが部屋いっぱいに広がりました。

そういえば去年の今頃、同じようなことがあって、なんだか、ふとブログを始めて見ようと思ったのだったな、と思い出しました。

何が起っていても、季節の巡りと共にやってくる花達。ふ、と地球は回っている、と安心させてくれる。

みなさん、春はもうすぐそこですね。
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by concordanze | 2011-02-02 18:06 | Vita quotidiana 生活 | Comments(2)
日本歌曲コンサート
Sabato 5 febbraio ore 17,00 - Ridotto del Teatro Comunale di Ferrara
"Nihon no uta" - La canzone giapponese
Miho Kamiya soprano – Marco Giardini pianoforte – introduzione e immagini a cura di Gianluca Nannetti
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“日本の歌”
2月5日(土)17時、フェッラーラ劇場、ホワイエ
神谷美穂 ソプラノ、マルコ・ジャルディーニ ピアノ、ジャンルーカ・ナンネッティ 紹介、映像
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by concordanze | 2011-02-01 21:03 | Concerti-Spettacoli | Comments(0)

   
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