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ウインク...gli occhi ammiccanti
とても魅惑的な(?)ふたり…
フェッラーラのダイアモンド宮殿の常設展でお目に書かれます。
作者不詳のこのマドンナ母子像、目尻のしわまでくっきりと描かれていました!
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                なんだか愛情たっぷりなかんじ…
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by concordanze | 2010-03-30 20:52 | Vita quotidiana 生活 | Comments(4)
Franco : Restauratore di libri 本の修復士フランコ!
みなさん、“本の修復”という仕事をご存知ですか?
建築物から美術品、家具、家に至るまで修復という作業を抜きでは語れないイタリア文化。
美術品、建築物等に関しては日本からもイタリアに勉強にこられる方も多いですよね。
私は日本滞在中に一度も“本の修復”という経験をしなかったのですが、皆さんはどうでしょうか?

我らの友達、フランコはフェッラーラでは唯一の本、紙でできた作品(美術品も含む)を専門としている修復士です。
              
彼の仕事は主に、全国の図書館から依頼される所蔵本の修復、そして紙の作品、地図、絵画、ついたて…そして以外に多いのが一般の人が持ち込む本の修復です。

イタリアでは日本に比べて、まだ多くの人が本を購入する際に“本の製本”にこだわって吟味している機会を良く見かけるような気がします。きちんと背表紙があり、糸で製本がしてあり、良質の紙を使用した本を好んで購入する人がまだまだ多くいるようです。そして、購入した本を大事に大事に、時には修復をしたりしながら長い時間楽しむ、というスタイルも残っているようです。
そんなライフスタイルが日常に浸透しているからなのか、フランコの工房には多くの本が持ち込まれます。
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                  順番を待つ本たち

そしてそれらのお客さんの持ち込む本の中には1900年代の本だけではなく1600年代の本等もたまに混じっていたりするのですよ!私物で!!


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     製本中のトゥーランドットの楽譜と、1600年代の薬学と占星術についての本


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      ありました!「狂えるオルランド」フェッラーラの作家、アリオストの名作です。



本を一ページ、一ページ解体しての再製本の作業から、古くなった背表紙を変える作業、そして虫食いにあったり、紛失してしまった部分を再生したり、汚れを取ったり…全て手作業による、技術と忍耐が必要な仕事のようです。
そして、以外だったのが、なんと、紙の紛失してしまった部分を再生するのには、和紙が必要不可欠だということです!彼は様々な種類の和紙を使い分け、器用に修復作業を進めていきます。
日本の文化がこのような場面でも生きているなんて誇り高いですね!
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  紛失してしまった部分を再生中。ちなみにのり付けに使用する筆も日本製がお気に入り。

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            こちらは特殊な液体で汚れを取り除き乾燥中

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       色々な種類の紙があります。そして棚の上にのっているものは‥…?

何やら見たことの無い器具を発見。これは何、フランコ?
折しもフェッラーラでは「修復見本市」なるものが開催されており、その会場で実演をするという情報をキャッチし、いってまいりました。
じゃーん!

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本を製本する器具なのです。まるで機織りの作業を見ているようですよ。
上下に張った麻のひもに本の背になる部分をあて、ロウでしごいた糸を器用に結び編み込みながら仕上げます。

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                    私も挑戦!

彼は後進の指導にもとても熱心で、ヴェネツィアの美術アカデミーでマスターコースを行ったり、彼の工房へ見習いにやってくる若者に丁寧に技術を伝授しています。
本の修復に興味のある方、また修復したい本をお持ちの方、ぜひフランコの工房へ相談に行ってみてくださね。

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                 フランコ・アントリーニ
                本・紙製品の修復工房、製本
                  Studio di restauro
                 libri e opere su carta
                    legatoria
                  Via Aldighieri 29/A
                   44100 Ferrara
                 Tel e Fax 0532 240421
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by concordanze | 2010-03-28 09:20 | Vita quotidiana 生活 | Comments(6)
みどりの…
今日のわが家の晩ご飯…
ラディッキオ・ヴェルデ(緑のラディッキオ)とバレリアーナのサラダ、キノコのクリームスープ、ごまのパン、そして…ピニョレット!シンプルですが緑色が素敵な夕食となりました。
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               緑あざやか!ラディッキオ・ヴェルデ

いつも野菜を買いにいくマルコのお店でおいしそうなラディッキオ・ヴェルデとバレリアーナを見た瞬間、彼らの生命力満ちあふれる緑に一目惚れして購入。しかもマルコお墨付きの新鮮さ、ということで今日はサラダを楽しむことに。
バレリアーナは辞書によると日本語で“カノコソウ”と記されています。濃い緑色で軽い苦みのある野菜です。薄くスライスしたパンチェッタと呼ばれる油の多いハムの一種(というのでしょうか)をフライパンでゆっくり熱しながら油をとかし、熱々のうちにバレリアーナにかけ回して、はい召し上がれ!
調理後すぐに食するのもポイントです。…残念ながら写真を撮る前に完食。
バレリアーナのかすかな苦みとパンチェッタの濃厚な味がマッチして抜群のおいしさですよ。

ラディッキオ・ベルデはオリーブオイル、塩、胡椒、そしてほんの少しのアチェート・バルサミコ(甘みの強いコクのあるお酢)でシンプルサラダにしてみました。とてもやわらかな黄緑色の葉なので、塩とオリーブオイルですぐに葉が少ししんなりして濃い緑に変色。
素敵な緑色に思わず見とれてしまいます。
うーん、こちらも少しある苦みがたまらなくおいしいです。
冬の間は何となくサラダを食べる機会は減っていたのですが、色鮮やかな緑は食欲をそそりますね。

そして食事のお供はピニョレット。
エミリア州の発泡性白ワインです。緑がかった薄い麦わら色をしていて、とてもさわやかな口当たりが特徴のテーブルワイン。
冬の間は何となく赤ワインを選ぶことが多かったのですが、春先は白ワインもいいですね〜。
しかも発泡性なのでなんだか楽しい気分に。

今日の夕食は“色”も食して大満足。とても軽やかな気分に♪
ん…これはワインのせいかな?
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by concordanze | 2010-03-27 06:55 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
L'arpa di Marianne マリアンヌのハープ
今日はコンサートの打ち合わせでボローニャへ。
フランス人ハーピストのマリアンヌのスタジオへ。
彼女のスタジオはボローニャの中心地、ドゥエ・トッリ(二つの塔)からすぐ近く。
先週購入したばかりのハープを見せてくれました。
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       マリアンヌと真新しいハープ。使い込んでいない白木が初々しいです。

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            可憐な水色の花のデコレーションが彼女らしいです。

彼女はゴシックハープ、バロックハープも演奏します。
彼女のスタジオには所狭しとハープが‥…

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彼女とは、中世からルネサンス後期、そしてバロックにかけてのレパートリーを一緒に演奏する機会が多いのですが、今回は19世紀の音楽を中心としたプログラムを準備中です。
そこで新しいモダンハープが大活躍!柔らかな音色がとても素敵です。
使い込んでいくうちに真新しい白木も蜂蜜色に変わっていき、音色も変化していくそうです。



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                スタジオの中庭を望む小窓から
                


打ち合わせも終了し駅へ向かう途中、ピアッツァ(広場)に満開のモクレンの木を発見!
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もっと近くで撮れば良かったのですが、電車の時間が迫っていたので断念。
早足で駅に向かったのですが、汗ばむ程の陽気でした。
もうすぐコートともさよなら!
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by concordanze | 2010-03-26 00:18 | Vita quotidiana 生活 | Comments(2)
ギャングスターと市民救世軍
昨日は2月に行った舞台、クルト・ヴァイルの“ハッピー・エンド”公演のメンバー、ギャングスターと市民救世軍入り交じっての打ち上げ!
大いに盛り上がりました。
盛り上がりすぎて写真とるのを忘れてしまいましたが…
でも舞台当日に撮った写真を入手したので紹介します。

皆さんおつかれさまでした!

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           サックスとクラリネットの通称ナイモとピアノのマルコ。


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            トランペットギャング・リッカルドと市民救世軍!
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                    吹奏ギャング


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             みんなで拍手をあびながらハッピー・エンド!


La Nuovo Ferraraにてとても良い批評をいただきました。
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by concordanze | 2010-03-20 01:10 | Resoconti 報告 | Comments(0)
海・風・太陽
海を見てきました。
フェッラーラの町の中心から最短距離である、Lidi Ferraresi、リディ・フェッラーレーズィ(フェッラーラ海岸)と呼ばれる(地元の人にはこのように呼ばれていますが、実際にはリディ・ディコマッキオといいます。)アドリア海を眺める砂浜まで車で約50分。
風は少し冷たかったけど、潮風をたっぷり浴びてきました。
リディ・フェッラーレーズィは一番観光地として栄えているリド・デッリエステンスィをはじめ、いくつかの海水浴ポイントに分けられているのですが、私が良く行くのは一番ラヴェンナよりの、リド・ディスピーナです。なぜなら“自然保護地区”であるValli di Comacchioヴァッリ・ディコマッキオと呼ばれている海水と淡水の入り交じる干潟(沼地)に接するお気に入りのお散歩コースがあるからです。

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                  どうやら引潮のようです

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          おや、多くの人、いえ、鳥が行き来をしているようですね


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                    今日の収穫


左を見るとアドリア海…
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右を見るとポー川が運んできた流木、沼地そして松の森。
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                   不思議な景色です

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どこからやってきたのか、なんともミステリアスな形をした流木の間を散歩します。
この辺りは北イタリア最大河川のポー川とアドリア海が合流するデルタ地帯。
独特の豊かな生態系が発展しました。
様々な鳥も住み着いているようで、バードウォッチングも盛んです。
この区域は狩り、貝類の収穫、植物の採集が禁止されています。


あ!ヘビ発見。
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海の音を聞き、流木を眺め、鳥の足跡をおい、太陽を浴びて、風に吹かれて…


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…真っ赤な太陽が沈むのを見届けてから家路につきました。


ちょっぴり実家の海水浴場にも似ていて一瞬日本にいる錯覚も起こしてしまいます。
海はいつも私にエネルギーを与えてくれます。
今日もたくさんエネルギーをもらいました。
ありがとう!!
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by concordanze | 2010-03-15 07:17 | Vita quotidiana 生活 | Comments(2)
お誕生日のCappelletti in brodo(カッペッレッティ・インブロード)
きのうは旦那さんのお兄さん、エドアルドのお誕生日。
今日のお昼は家族のみでのお誕生日パ−ティーです。
彼のリクエストでカッペッレッティ・インブロードにメニューは決定。
カッペッレッティはイタリア語で小さな帽子という意味です。ブロードは鳥のスープ。
このカッペッレッティと呼ばれる詰め物入りパスタ、エミリアロマーナ州でよく見られるパスタですが、地方によりそれぞれ名前が違います。ボローニャではトルテッリーニと呼ばれています。
帽子の大きさも様々。フェッラーラは一口サイズのものが主流。ボローニャではさらに小さいものも良く見かけます。フェッラーラではカッペッレッティ・インブロードはクリスマスの晩餐で食べられることは良く知られていますが、冬場を中心に、どこのレストランでも見かけることができます。しかし、私はあまりレストランでこのお皿を注文することはありません。ロリアーノお父さんのカッペッレッティを食べた後、私の中のカッペッレッティ・インブロードはお父さんの作ったものが一番になってしまったのです!!

寝坊をした私がロリアーノお父さんのお家に到着すると…
すでにパスタ生地がまさにお皿に収まろうとしているところ。
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                  暫しお休みさせます。

一時間程お父さんとおしゃべりを楽しみます。
お父さんは、よく、彼が俳優として活動していた時代の話、写真屋さんとして働いた時代(フェッラーラで最も古い写真やさんの一人として活躍していました。)、そして戦争の話、等々色々と私の知らない世界のことを教えてくれます。

そして休ませていた生地をのばしにかかります。
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                こんなに大きくなりました。

ちょうどいい大きさに切り分けます。
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                 大きすぎず小さすぎず。

乾かないようにきれいに並べてラップでくるんで…
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既にお父さんが用意をしていた詰め物を準備します。
この詰め物がまたおいしい!豚のロース、ゴレッタ(豚の首の部分)、コッポーネ(同じく首の後ろの部位)、サルシッチャ(お肉の味しっかりのソーセージ)をゆで、モルタデッラ(ハムの一種、主にボローニャで作られる、ソーセージのようなハムです)、生ハムを加えてフードカッターで全て混ぜ合わせます。さらに卵、パルミッジャーノチーズ、ナツメグを良ーく混ぜ合わせると、口当たりの柔らかなお肉のパテの出来上がり。昔は細かく刻んだ材料を、木槌でたたいて滑らかにしていたそうですよ。このパテ、フェッラーラ弁ではbatùバトゥと呼ばれています。Battuto(バットゥート)細かく刻んだ、たたいた、という言葉が語源です。
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               作業しやすい大きさに切り分けて…

さてこの先はまた、おしゃべりを楽しみながらのカッペッレッティを閉じる作業になります。
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さて、シェークスピアの「ハムレット」の中の有名な台詞、「生きるべきか、死ぬべきか…」という台詞をどのように自分は演じたか‥という話をききながら作業は進みます。たまにお肉のパテを口に運んだりしながら。
そして、なんだかんだと言っているうちに作業終了!
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              おしゃべりをしているとあっという間。

程よくエドアルドと旦那さんも到着。お誕生日パーティーの始まりです。
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            私はパルミッジャーノをかけないで食べる派です。

んんん〜なんとも言えないおいしさ!つるっとしたのどごし、程よい一口サイズ、おしいいブロード…あああ、幸せ!お父さん、ブラーヴォ!エドアルド、お誕生日おめでとう!!


この後、あらかじめゆでておいたカッポーネ(去勢した雄鶏)、牛のほほ肉などをブロードで暖めたものを、ゆず胡椒でいただき(勿論、私の持ち込んだ文化です。今やみな、ゆず胡椒の大ファンです)、シャンパンを開け、アーモンドのケーキを平らげ、楽しい家族パーティーとなりました。
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by concordanze | 2010-03-12 06:41 | Vita quotidiana 生活 | Comments(2)
イタリアのやさい・フェッラーラのパン
今朝は冷たい風が吹いていますがあたたかな太陽に誘われて、
旦那さんと二人でお買い物に出かけました。
バールでカップチーノを飲み、ふらふらとお城の方を回ってから、まず、市役所の近くのパン屋さんで フェッラーラ独特のパン、コッピアcoppia(コッピア)を購入。
コッピアはカップル、一対という意味です。その名のとおり、二つの三日月状のパンが真ん中でくっついています。フェッラーラ人は皆、様々なコッピアに対するこだわりがあります。グリッシーニのようにカリッとしたのが好みの人、少ししっとりとしたものが好みの人…。
基本的に少し固めの塩気のないパンなので、濃厚なソースにも、生ハムにも、スープにも相性はばっちりです。ユーモラスな形状も楽しい気分になりますね。
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                一組のカップル。

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                二組のカップル。

そしてメルカート・サントステファノへ。ここは色々な専門店が入っている集合市場で、生ハム、チーズ、野菜等々を一緒にそろえることができ、大変便利です。現在はスーパーマーケットの波に押されて、随分とお店の数が減ってしまったのは残念なことですが、まだ残っているお店からは、それぞれのこだわりを見ることができて楽しいです。
スーパーのように全ての品が梱包され既に並べられているのとは違い、お店の人に知らない野菜について質問をしたり、レシピを教えてもらったり、おしゃべりを楽しみながらのお買い物ができます。
今日はLischi(リスキ)、Puntarelle(プンタレッレ)、 Mamma romana(マンマ・ロマーナ)、 zucchine(ズッキーネ)等々、そして昼食のカルボナーラ用にパンチェッタも購入。そして2003年のパルミッジャーノレッジャーノ、つまり、7年もののパルミッジャーノをお試しで購入してみました。いつもは30ヶ月熟成されたものを購入するのですが…そのお味はまたレポートしますね。

さて、このリスキという正式名称を持つ野菜、フェッラーラでは Barba di frateバルバ・ディフラーテ、つまり「修道士のヒゲ」と呼ばれています。イタリア南部からエミリヤ・ロマーナ州あたりで食されているようで、南部ではまた違う呼び方をするそうです。根の部分を取り除き、フライパンで塩、オリーブオイルでさっといためるか、生で塩、オリーブオイル、そしてレモン汁で調味してサラダとして食べます。

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              ふふふ、修道士のおひげ。


プンタレッレはチコーリアの芽です。チコーリアは日本でチコリ、キクジシャ等と呼ばれているようです。葉の部分は炒めたり、ゆでたりしていただきます。芽の部分は適度に歯ごたえがありながら柔らかく、生で食せます。オリーブオイルと塩をちょちょっとつけていただきます。
ほろ苦〜い味が春を彷彿とさせてくれます。プンタレッレを見ると蕗の薹(ふきのとう)が恋しくなってしまうのですが…そういえば実家の裏庭に生えていましたね…。そろそろかしら。

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          真ん中の芽の部分をピンツィモーニにします。


マンマ・ロマーナはアーティチョークの一種で、まんまるなつぼみが特徴です。
イタリアではアーティチョークはカルチョーフォっていうんですよ。

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                 立派に丸いです。



そしてズッキーネ、この野菜は最近では日本でもズッキーニと呼ばれて良く知られていますよね。しかし、違うところはなんとお花付きです!良く洗ったズッキーニを丸ごとお皿にしき、粉にしたパルミッジャーノを振りかけて、塩、胡椒も少々、そして溶き卵を流しいれ、オーブンで良く火を通します。とってもおいしいズッキーニのオムレツができますよ。花の部分はほの甘く、なんともデリケートな味です。

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                 お花つきですよ!


イタリアは本日「女性の日」です。日本のひな祭りとは違い、子供だけではなく、女性全てのお祝いの日です。皆さんたいていミモザの花を女性にプレゼントします。
私は現在コンサートのためにフェッラーラに滞在中のカウンターテノール、彌勒忠史さんにミモザのお花をいただきました。どうもありがとうございます!
ミモザの花…ああ、春ですね!!
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by concordanze | 2010-03-08 23:34 | Vita quotidiana 生活 | Comments(0)
Palazzina della Marfisa パラッツィ−ナ・マルフィーザ
マルフィーザ宮殿。フェッラーラ駅を背にしてコルソ・ジョベッカをまーっすぐ進むと、
サンタ・アンナ病院の少し手前の向かい側にマルフィーザ宮殿があります。
この宮殿はフランチェスコ・デステの命により1559年から建設が開始されたそうです。
フランチェスコから娘のマルフィーザへと引き継がれ、マルフィーザの存命中、彼女はここで生活をしていたようです。マルフィーザはすごく美しい貴婦人としてフェッラーラ中にしられていたそうですよ。
今現在は美術館になっています。この美術館には素敵な庭があって、その庭に面して屋根のついたサロンがあります。
その天井には様々な花、動物がまるで本当に天井を覆っているように描かれているんですよ。



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      リスが木の実を食べていたり、サルが下を覗き込んでいたり…


2000年に全て修復を終えたこのパラッツィーナ・マルフィーザの野外サロンで、
2006年、なんと、イタリアに来てまだ間もない私はバンケットに参加しました。
バンケットとは「響宴」、うたげです。
エステ家の繰り広げるバンケットは、アルフォンソ2世統治下には既に広くヨーロッパ中にしられていたそうです。公爵、公爵夫人、貴族、各国の大使の方達が食事をする間、音楽、演劇、様々な趣向を凝らした演出をもちいて宴は進みます。多いに各国の大使からそのエンターテーメントの質の高さは定評されており、エステ家もこの事実を有効に政治面に利用していたとか。バンケットには料理、演出、エンターテーメントをすべてを率いる総監督者Scalco(スカルコ)がおり、有名なのはメッシスブーゴです。彼はエステ家のスカルコとして活躍し1548年にフェッラーラで亡くなったとされていますが、あまり詳しい記録は残っていないようです。バンケットに必要な準備、料理法等について書かれた本〈Banchetti composizioni di vivande e apparecchio generale〉を出版しました。この本は大ベストセラーとなり、600年代まで増版され続けたようです。
しかしこの当時の宴会は参加するのにもかなり体力が必要そうですよ〜。
バンケットの開催時刻はだいたい決められており、21時から朝5時まで、もしくは朝食の時間から開始して夕方いったん休憩、インテルメッツォ(幕間歌劇、短い喜劇等を取り上げた音楽劇)をはさんで夜中まで…というなんともハードなスケジュールです。

幸い(?)私の参加したバンケットは現代版のコンサート時間でした。
といってもヨーロッパは日本と違ってコンサートの始まる時間は9時ととても遅いです。夏、野外で行われるコンサート等はだいたい、「日が沈んでから」つまり9時半頃から始まるので、勿論終わるのは日付が変わる頃です。
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               いよいよ日も沈み…


さて、このマルフィーザ宮殿で誰の手によりどのようなバンケットが催されていたかは、今手元に資料が無いのでわかりませんが、私の参加したこのバンケット、宴会総監督は舞台美術家のアントニオ・ウーティリ氏が切り盛りし、フェッラーラのオステリーア・バレブステ(Balebusute)が料理を担当(オステリア部門とレストラン部門があります。レストラン部門のエビとアーティチョークのサラダはおいしいですよ!)、ギリシア人ミカリスの率いる演劇グループによるクリストファー・マルローの「ファウスト博士」を題材にしたシーンが演じられ、またルネサンスダンスのダンサーも参加してなんとも華やかなでした。
私はと言いますと、ジャッケス・デ・ヴェルト作曲、トルクァート・タッソーの詩による「愛らしい小鳥たち」(5声のマドリガーレを一声に編曲して)、アルベルト・ダッローカ、ヴィンチェンツォ・フロンティなどエステ家で活躍した作曲家のマドリガーレをシルヴィア・ランバルディさんのチェンバロで、そしてジョルダーノ・トゥニオーリ氏によるチェンバロとソプラノのための作品、その題名も「フェニーチェ」不死鳥、という曲をダンサーと共演しました!このバンケットのために書き下ろされた曲です。

この素敵な半野外のマルフィーザ宮殿のサロンで、演劇、ダンスに混じってエステ家で活躍していた作曲家の曲を歌っていると、本当にその当時のバンケットに参加しているような錯覚をしてしまい、とても興奮したのを覚えています。

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    …バンケットの終盤、「フェニーチェ」を演奏中にフェニーチェが現れた!
             この写真は飛ぶ練習中です。ふふ。


もう、饗宴中はテーブルは役者さんたちによって移動させられる、愛の詩の朗読あり、お客さんも参加して、ほんとうに楽しい「大宴会」となりましたよ。
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by concordanze | 2010-03-08 10:35 | Ferrara観光 | Comments(0)
道、路地 フェッラーラ
久しぶりの太陽!
さっそくお散歩です。明日は雪が降るとの情報を真に受けたくなるような
肌寒いかせが吹いておりましたが、空はきれいなazzurroアッズーッロ、青です!
まずはヴィア・アリオストへ。勿論、ルネサンス期の大詩人、「狂気のオルランド」、「ロランの詩」等で知られているロドヴィーコ・アリオスト(1474-1533) の住んでいた家があるが故の道名です。
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        ヴィア・アリオストから見たアリオストの住んでいた家。

中へは無料で入れますが、守衛さんのところでノートにサインをします。館内撮影は基本的に禁止ですが、守衛さんに承諾を得れば撮影を許可してもらえ(もらえることも)あります。二階にはアリオストの使用したいす、テーブル、遺品のレプリカ等が展示されています。
大きすぎず、小さすぎず、とても素敵なお家です。
天井は木製で、今も少し、施された装飾が見て取れます。
小さな中庭には小さな井戸が残っています。
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 写真中央に見えるのが井戸です。アリオストはここに馬車をいつも乗り入れていたとの 説明でした。



さて、そしてお城を経由して…
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         今日のお城。ピアッツェッタ・デルカステッロから。



ドゥォーモの前を通過して…
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       ドゥォーモ広場から望む時計台、みんなの時計です。
    イタリアでは壊れている時計が多い中、いつも正しい時を刻んでいます。



ヴィア・サンロマーノへ。
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           バールの前には自転車がたくさん。


ふと右をみるとヴィア・ヴァスペルゴロ、
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左をみるとヴィア・デッレボルテ
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          フェッラーラの中で特に素敵な道の一つです。
       夜、ほの赤いランプが灯るとまたなんとも素敵なのです。


そして少し戻ってヴィア・ヴィーニャタリアータ
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そしてヴィア・マッツィーニに出たところでドゥーモの鐘楼をみあげて
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            鐘楼を見上げるベストポイントの一つ!


ヴィア・ボッカレオーネ・ディサントステファノを経由して…
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…と、なんだかおなかが空いてきたところで今日のお散歩は終了。


どうですか、少しフェッラーラの町をお散歩した気分になっていただけたでしょうか?
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by concordanze | 2010-03-07 10:37 | Ferrara観光 | Comments(3)

   
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