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カテゴリ:Traduzione 通訳、翻訳( 3 )
音楽、そして履帯
あっという間に7月の第一週が過ぎて行こうとしています。
それもそのはず、夏休みに入ったピッコリーナさんの溢れ、有り余る元気パワーに振り回されながら、あっという間に毎日が過ぎていってしますのです。。。

そんな中、9月から録音予定の手稿譜手直し、そしてリハーサルが本格的に始まりました。
皆でワクワクしながら仕事を進めています。

そして本日は、エミリア・ロマーニャ州有数の機械部品加工会社ベルコさんにて、日本人グループとの工場見学、会議等に、同時通訳として参加させて頂きました。
“金属の耐久テスト”、“走査型電子顕微鏡”、“ロール圧延機”、“履帯”…など、など、普段あまり身近ではない単語が盛りだくさんで、とても大変でしたが、双方の会社のマジメで正直なお仕事ぶり、仕事を大事にしていらっしゃるその姿勢に、関心しながら、1日を過ごさせて頂きました。
通訳と言う仕事を通して、双方のコミュニケーションをより深めるお手伝い担う事が出来る、というのは本当にうれしい事だな、と感じました。
今後の更なる双方のお仕事の発展を心から願います。
…しかし、さすがに10時間休み無くの同時通訳は疲れました。。。

さて、さて、明日はピッコリーナさんの小児科での定期検診、眼科検診等、病院巡りをすませてからヴァカンス準備に入ります♪
山の清々しい空気が待ち遠しいです!!

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           ピッコリーナさん最近のお気に入りのお出かけルック。

リュックの中には、ピッコリーナさんお気に入りの物(ピンクの靴下、靴、お絵描きして切り取った魚、クレヨン等々)が満載です。中を開けると思わぬ物が出てくるので、結構楽しませて頂いています。
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by concordanze | 2014-07-04 06:49 | Traduzione 通訳、翻訳 | Comments(0)
大洪水、流れてしまったセミナー
モデナ県のミランドラ市で明日、23日に行われるはずの“昨日と明日、地震からの再構築の問題点、そして挑戦”と題された専門家、行政関係者を招いてのセミナーが、近隣で発生した大洪水により、2月6日に延期になりました。

この洪水は、先週の土曜日、日曜日と、降り続いた大雨により、ポー川へ流れ込むセッキア川の隄が切れ、近隣の街は床上浸水してしまいました。特にボンポルト町は大きな被害を受け、いま現在も、ヘリコプターによる救助を待つ人がいるようです。このため、水害を受けなかったミランドラはスポーツセンター、ホテル等を避難民に提供、ミランドラ市は大勢の避難民で大混乱となっているようです。

この辺りは、先のエミリア・ロマーニャ大震災でも被害を受けた地域で、自然災害続きで大変です。
ただ、残念な事に、堤の定期的なメンテナンスを行っていたかどうかの調査に警視庁が乗り出した、と今日のニュースは伝えていました。

私は前回に続き、セミナーでプレゼンテーションをする為に、日本からいらっしゃっている、早稲田大学の佐藤滋教授の通訳で参加をする予定でした。セミナーに付されているタイトルからもお分かりのように、本当にこの地域に必要なテーマであり、今後、長い期間をかけて再構築していかなければならない地域なのです。今回、このような大洪水が起こってしまい、また、それが市民の安全を守る為に最低限不可欠の安全確認を怠っていた為、となれば、本当に残念な事であり、言葉がありません。
佐藤教授が唱えられている、そして、日本で実践、成功されている、『事前復興』、災害が起ころ以前からの、地域の健全な組織化された近所付き合い、行政、専門家等と市民との協力体勢を整える、というのを、本当にイタリア人の間に定着させてもらいたいものです。

どうか避難を強要されている人々が、安心して、一日でも早く、それぞれの自宅へ帰り、平常の生活に戻れる事を心から祈ります。
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by concordanze | 2014-01-22 22:52 | Traduzione 通訳、翻訳 | Comments(0)
事前復興とコミュニケーション
早稲田大学理工学術院の佐藤滋教授がフェッラーラのエステ城で開催されている、“地震からの身の守り方を知ろう”というイヴェント内で行われた講演の通訳をさせていただきました。
講演内で、教授は、教授の研究室が研究、実践されている、町づくり、震災後の復興プロセスの様子をわかりやすく説明していらっしゃいました。
教授は、繰り返し、地震が起こる前に、危険をシュミレーションし、前もって地域が市民、市、国ときちんと話し合い、危険を最大に抑える努力をする事が大事である。
色々と事業を進めるにあたって、各方面の人々とのコミュニケーションを取りつつ、連携して前進する事は地域住民にとってとても重要である、と説かれていました。

イタリアの人々は、まず、日本に基本的にある社会状況がイタリアと随分相違がある事に驚いていました。例えば、日本では、町内会、という地域が密接につながっている伝統的なグループがあり、世が代わり、人が変わっても、やはり脈々と受け継がれている組織立った近所付き合い、といえる地盤が未だに社会の根底に流れています。しかし、かなり平たく言ってしまえば個人主義のイタリア人からしてみたら、びっくりするような近所付き合いだったりします。
フェッラーラは小さな街なので、他のイタリアの大都市に比べたら随分と人付き合いは密接ですが、日本のように組織立ってはいません。
また、何でも危険を先読みして、事前に失敗、大事を防ごうと考える日本人と、事件が起こってから、これは、大変だ、なんとかしなくては、と行動を始めるイタリア人にしてみたら、講演内容は驚きの連続だったようです。
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イタリア人
「町内会は何をするの?」
教授
「えー、例えば、海のある地域なら、浜辺の、川のある地域なら隄、といったような地域の掃除、また町内の様々な伝統的なイヴェント等を、住んでいる地域を理解する目的、また愛着を持ってもらう目的として普段から継続的にしています。この町内会は最近、大都市では再編成されて、街と、市、国、専門技術者グループの協力を得て、様々な地域活性運動をしています。このような動きが、結果的に、震災等が起こった時に、役に立つんです。」
イタリア人
「問題が起こる前に人を集めて議論するのですか?まだ問題が起こっていないのに?」
教授
「以前に起こった地震から学べる事は沢山ありますよ。我々が今行っているプロジェクトは神戸大震災での経験を基にしています。」

イタリア人
「全く経験の違う専門家と、地域の住民がどうやってつながるの?」
教授
「地域にある大学の学生が大きな役割を果たしているのです。学生が一生懸命やっている姿を見ると、大人は助けてあげたい、一緒に何かをしたい、という気持ちになるでしょ?」

イタリア人
「‥…。社会地盤が違いすぎる。」

この他にも、イタリア人の質問はつきないのでした。
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教授は、日本には日本の問題があります。フェッラーラの皆さんはフェッラーラの問題があるでしょう。今後、お互いに問題点を交換しながら、同じ地震大国同士、がんばって地震対策、復興を勧めていきましょう。とフェッラーラの人々に呼びかけていました。
一同、大きくうなずきながら大拍手で講演はお開きとなりました。
地震について、イタリアと日本は多いにコラボレーションができそうだな、と通訳をしながら思ったのでした。

私は、文化も歴史も大きく違う、遠い国日本とイタリアの、一端の架け橋が、皆のコミュニケーションの手助けができた、という事がとても嬉しい一日となりました。
地震災害はとても重いテーマですが、フェッラーラの人々も、市民の間でもっと活発に自分の住んでいる町について知っていただき、イタリアは日本と同じ地震大国だ、という自負を持って、今後の耐震政策を検討していってもらいたいものです。

今回お仕事をして、フェッラーラの都市センター部の主要メンバーは全て女性だという事が判明。
会議にも参加させていただいたのですが、女性ばかりの会議って、なんだか男性がいる会議と違って、お茶会のように和やかなのに、さっさと仕事がはかどるなーと思ったのですが、ただの偶然でしょうか?ここがイタリアだからでしょうか?私の周辺にはよく働く女性が大勢います(笑)
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by concordanze | 2013-12-11 08:53 | Traduzione 通訳、翻訳 | Comments(0)

   
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