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降り続く雨
かれこれ、2週間程、しとしと雨が降る続いているフェッラーラです。
そんな土曜日、2度目のマエストロ、ルイージ・フェルディナンド・タリアヴィーニ氏が行った装飾音、手稿譜からモダン譜への清浄時に起こる問題点についての、第二回目のセミナーに参加してきました。今回はスペインの音楽家、アントニオ・カベソンのパヴァーナ・イタリアーナにまつわるミステリー、欠けてる2小節をどうするか、で大いに盛り上がりました。午後は参加者による演奏会。私も今回持ち込んだ手稿譜を自らモダン譜へ起こした曲を歌いました。

ところで、今、ボローニャはあの、フェルメールの“真珠の耳飾りの少女”他、デン・ハーグのマウリッツハイス美術館蔵の作品がファーヴァ宮殿(タリアヴィーニ古楽器コレクション美術館のすぐそばです。)で見られる、とあって、宮殿の前は凄い行列でごった返していました。

タリアヴィーニ古楽器コレクション美術館でも、このイヴェントに因んでフランドル楽派の音楽家を中心としたプログラムを組んだコンサートを行うようです。
降り続く雨_a0169172_3523932.jpg

今回一緒に“共演”させて頂いたクラヴィチェンバロは、“Mattia di Gand”1685年に制作されたチェンバロです。チェンバロを彩る美しいデコレーションはJan Frans van Blomen(1662、アントワープ-1749、ローマ)、フランドル派の画家の手によるものだそうです。
勿論、この楽器が鎮座しているのは偶然ではありません。フェルメール、レンブラントのボローニャ凱旋を祝して、舞台に鎮座されているのです。
このように、芸術を、目、耳、を通して体感できる環境、素敵ですよね。
また、ペーポリ宮殿では“オランダ風のおやつ”を体感できるイヴェントが行われているそうです。面白そうですね。
フェルメールに関するイヴェントはこちらをどうぞ。イタリア語のサイトです。

因に、この“Mattia di Gand”の横にあるクラヴィコードは故グスタフ・レオンハルト氏が所用していた楽器だそうです。毎回、毎回、この美術館へ来る度に、楽器の素晴らしさに圧倒されてしまいます。
そしてマエストロ・タリアヴィーニ氏の懐の深さに(セミナー参加者に楽器を弾かせてくださる。もう、いつもメンテナンスはばっちりです。)感動です!

                     ♪♬♪

ピッコリーナさんは今日から午後も幼稚園です。今までは、お昼ねをしないで昼食後に迎えにいっていたのですが、お昼寝、おやつを幼稚園のお友達と過ごし4時までになりました。
初日の今日は、幼稚園の先生に、「あまりにも泣き叫んで寝れないようなら、大丈夫、きちんと電話しますから。」となんとも、励ましとも、不安を積もらせるともとれない発言を頂いていたので、時計を見ながら、ドキドキしていましたが、4時にお迎えにいったジャンルーカの話しによれば、なんともおとなしく、こてっとお昼寝をしたそうで、3時に起こすのが大変なくらい良く寝ていた、とのこと。そうですか。。。
お友達とだと、すんなり寝てくれるのね、ピッコリーナさん。。。
ま、楽しんでくれているようで何よりです。
by concordanze | 2014-02-11 04:04 | Vita quotidiana 生活

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