天気が良い日はフェッラーラの城壁巡り等いかがでしょうか?
フェッラーラの中心街をぐるりと巡る城壁、この城壁は15世紀から16世紀にかけて造られました。
壁の上をのんびりと街を下に眺めながら歩くことも、自転車でゆっくりと回ることも、また、城壁の下を壁を眺めながら散歩することも可能です。
街をぐるりと一周するには1時間半くらいは必要だと思われます。フェッラーラはこの城壁を見ずには語れない、そして本当に緑が多い街だと実感されることでしょう。
今回はそんな城壁巡り・北編の紹介です。
北側(正確には北西)の壁は、ヴィアーレ・ベルヴェデーレから始まります。
壁の上をゆっくり歩いていくと、いくつものベンチを見つけます。
皆思い思いにおしゃべりを楽しみます。
壁の下から
所々、階段があります。
途中、バルコの砦(baluardo del Barco)が見えます。
更に進んでいくと…
山登りに向けての練習でしょうか?おしゃべりをしながらトレッキングの練習に励む楽しげな団体が通過。
あちらこちらにはferitoia、銃眼が見えます。
そしてこれはPorta degli angeli(天使の門)、別名を Casa di boia(死刑執行人の家)…。
現在のCorso Ercole I D'Este(エルコーレ一世大通り)はこのように命名される前は、Via degli angeli(天使の道)という名前だったことから“天使の門”と名前がついています。“死刑執行人の家”という名前は、いつの時代かは定かではありませんが、実際に死刑執行人が住んでいたからだ、といわれています。現在はフェッラーラ出身の画家による展示会が催されています。
エルコーレ一世大通りには、今も素敵なお庭をもつ邸宅が立ち並んでいます。
現在のエルコーレ一世大通り。この道の奥にお城があります。ダイアモンド宮殿もこの大通りに。
さて、またお天気のいいお散歩日和がやってきたら続編をお届けしますね♪